南区の和菓子店『一朶(いちだ)』の絶品いちご餅!絹のようなやわらか食感

グルメ

和菓子どころと呼ばれ、老舗を含む数多くの和菓子店がひしめく名古屋。
そんな中、2015年にオープン以降着実に評判を集めている気鋭の店が、南区に店舗を構える『一朶(いちだ)』です。

豆餅や草餅、わらび餅といったスタンダードな和菓子だけでなく、独特のやわらか食感のフルーツ餅が大人気。
今回はこの季節に販売されている「苺餅」を中心にご紹介します。

和とモダンが邂逅する南区の隠れ家和菓子店

南区の「氷室」交差点の少し東側、かなり目立たない所にあるまさしく隠れ家といった和菓子店。ここが「一朶 本店」です。

駐車場も店舗の隣地にあり2台分駐めることが可能です。
電車でのアクセスは名鉄「道徳」駅が最寄りで、徒歩約7分で到着します。

細い路地を進んで、壁まで突き当たったら振り返ったところに入口があるので入っていきましょう。

実はこちら、老舗和菓子店『美濃忠』の家の出で、瑞穂区の『菓匠 花桔梗』に立ち上げから関わった店主の方が、2015年に新たに開店された店。
和の風情を漂わせながらもモダンなアプローチが感じられ、女性受けしそうな雰囲気です。

対面販売式のテイクアウト専門店。
店内は商品が並ぶカウンターのみの狭い空間で、お客さんが多い時は屋外で待つ場合もあります。

豆餅・草餅・わらび餅などはレギュラーメニューですが・・・

季節によって桜餅・花見団子なども販売されています。
札が倒れているものは売り切れという意味です。

それ以外にも豆菓子やぼうろ、かりんとうなどもあり・・・

おもたせにぴったりなお菓子の詰め合わせも。
袋のデザインがカワイイですね!!

かなり人気のお店かつ、特に季節限定もののお菓子が売り切れやすくなっており、日によってはお昼前になくなってしまうも。
どうしても購入したい商品は事前に予約しておくといいですよ。

定番の豆餅・草餅・わらび餅を実食!

今回はお店の代表的な商品を購入してみました。
まずは看板メニューでもある『豆餅』。

柔らかいお餅の中にはたっぷりの粒あんが。
甘すぎず、ほんのり塩味が効いているのがうれしいところ。
大きめでゴロゴロとした赤えんどう豆の食感もいいです。

つづいて『草餅』。
かなり濃厚な緑色をしているのがとり粉越しにわかります。

よもぎの香りがかなりしっかりしていて爽やかな味わい。
豆餅と同じタイプの粒あんもぎっしり詰まっています。
ソフトな食感でスタンダードな大福が好きな方におすすめ。

そしてこちらは『わらび餅』。
ちょっと大きめのサイズで食べごたえありそうですよね?

本わらびのみを使用しており、ぷるっぷるで口の中で水のように溶けていくほどの柔らかさ。
きなこもほどよい甘みがあり、中にはこしあんが詰まっています。
そのまま食べてももちろん美味しいですが、少しだけ冷蔵庫で冷やしてもいいかもしれませんね。

季節限定の「苺餅」を実食!

そしてこれぞ本命!季節限定商品の『苺餅』です。

ボール状でかなり柔らかいお餅は、表面をさわっただけでも中にごっそりした苺が入っているのがありありと判ります。

半分に切ってみると真っ赤にきらめく大粒の苺が!
そしてその周りをうっすらとした白あん、そして羽二重餅が包み込み、ふわっと口の中で溶けていくような食感が味わえます。

お餅と苺とあんが非常に一体感があるにもかかわらず、それぞれの味わいが引き立っていて、まさに芸術的な一品!
一度食べたらくせになってしまいそうです。

ちなみに苺餅の販売されている季節は、通年だいたい11月〜5月ごろとなっており、
それ以外の季節は、6月ごろから「メロン餅」、7月ごろから「桃餅」。9月ごろから「ぶどう餅」と、それぞれ季節ごとの旬なフルーツ餅が販売されているんですよ。

大ぶりで食べ応えがありながらも非常に上品で、やさしいお味の和菓子。
季節感も大事にしているので手土産・おもたせとして最適。老若男女さまざまな人に喜んでもらえそうですよ。

売り切れには気をつけて、ぜひその味わいの虜になってみてください。

 

※メニューや価格等の情報は2019年3月時点のものであり、変更となる場合がありますのでご了承ください!

MAP

場所 名古屋市南区豊田1-28-5
営業時間 10:00〜17:00
※売り切れ次第終了
定休日 不定休
公式サイト 一朶(公式サイト)
一朶(Instagram)