大正時代の旧遊郭で素敵な中庭を眺めながらお蕎麦をいただく！中村区「伊とう」

遊郭「牛わか」から蕎麦屋「伊とう」へ

ここはかつて、「牛わか」という名の遊郭だった場所。

売防法施行直後、屋号は残しビジネス旅館へ転業。
2012年に蕎麦屋として「伊とう」が開業されたのです。

風情のある中庭

お店の中心に綺麗な中庭があります。
遊郭の多くにはこのような中庭があったようです。

襖の奥は座敷の席になっています。
綺麗な中庭を眺めながらの宴会は贅沢ですね。

美味しいお蕎麦

そばは二八と十割があります。

ランチタイムでは、お蕎麦と小丼の組み合わせが人気で、女性でもペロっと平らげてしまうようです。

蕎麦への拘り

全国の産地から時期の最良の蕎麦を厳選して、毎日必要な分だけ店内で製粉し手打ちしてらっしゃいます。
挽きたて、打ち立て、茹でたてのお蕎麦を味わえます。

大門町に残された妓楼建築

大門町周辺は未だ妓楼建築が残る全国でも屈指の名所です。

名古屋市都市景観重要建築物に指定されていた人気のスポット「長寿庵」は残念ながら取り壊されてしまいましたが、
現在でもデイサービスとして変貌をとげた妓楼建築は所々に残されています。

風情のある中庭を眺めながら、歴史と共に・・・拘りの手打ち蕎麦をいただきましょう。