小倉トーストの発祥と伝えられる『喫茶 満つ葉』。
2002年に閉店してしまった喫茶店ですが、元店主の血筋を引く女性の手によって2023年11月9日(木)に緑区・大清水の地で復活を遂げました。
小倉トースト発祥と伝えられる名店『満つ葉』
小倉トーストの発祥は、大正時代にかつての『喫茶 満つ葉』にて、バタートーストをぜんざいに浸して味わう学生客をヒントに女性店主、西脇キミさんが考案したと伝えられています。
新たな店主、横井梨々香さんは西脇キミさんのひ孫に当たる存在。
「曾祖母が愛したお店を復活させたい!」という想いで2022年からマルシェなどでお母様とともに活動し、再び実店舗をオープンさせることになりました。
ちなみに西区・円頓寺商店街で現在も愛されている『喫茶まつば』は『喫茶 満つ葉』の暖簾分けです。
元々は中区・栄で営業していましたが、新店舗の場所は緑区・大清水4丁目。
八ツ松公園の目の前で、周囲は閑静な住宅街です。
駅からは離れた立地で近隣のバス亭は「大清水三丁目」や「大清水西」など。
専用駐車場は店の敷地内と第2駐車場が用意されているので、車で向かう方は図を参考にしてください。
客席はテーブル席とカウンター席合わせて約15席。
靴を脱いで入店するアットホームな空間です。
元祖を愛しながら作り出す新たな小倉トースト
もちろん「小倉トースト」を提供!
生クリーム、アイスクリームのトッピングも可能で、ホットサンドタイプも用意しています。
小倉トースト(¥500)
チーズトースト(¥500)
バタートースト(¥350)
バターシュガー(¥350)
しょうゆ(¥350)
あんクリームチーズ(¥600)
あんきなこもち(¥600)
ベーコンエッグ(¥600)
しらす(¥600)
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※記事中は税込表記
※ラインナップ・価格は2023年11月のものです
今回はトッピングなどを追加せずにシンプルな「小倉トースト(¥500)」をオーダー。
店主によると曾祖母のレシピを参考にしながら、さらに優しい甘さに仕上げるために甘酒、きび砂糖を使用しているそう。
甘さが控えめで小豆の風味・味わいが際立った美味しさ。
ベーカリーから仕入れる食パンのサクッとモッチリ食感やバターのコクとも相性抜群です。
モーニングサービスも!
「満つ葉ブレンド(¥480)」はコクがありつつもまろやかで飲みやすいタイプ。
紅茶各種(¥480~¥550)、クリームソーダ(¥600)なども提供しているので珈琲が苦手な方もご安心ください。
開店~AM11:00まではモーニングサービスを実施。
ドリンクをオーダーすると無料で選べるトースト(バタートースト、シュガーバター、しょうゆ)が付いてきます。
いただいた「しょうゆトースト」は甘じょっぱさと醤油の余韻が印象的。
小倉トースト、チーズトーストを味わいたい場合は+100円で対応してくれます。
様々なシーンで立ち寄りたくなるメニュー
この他にもスイーツ、軽食メニューを提供。
チーズケーキ(¥600)
ガトーショコラ(¥600)
米粉のどら焼き(¥200)
ほうじ茶プリン(¥450)
コーヒーゼリー(¥600)
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※記事中は税込表記
※ラインナップ・価格は2023年11月のものです
「米粉のどら焼き(¥200)」はフワッとモッチリした優しい生地に小倉トーストと同じ甘さ控えめのあんこを挟んだお手軽スイーツ。
マルシェでも好評のメニューでテイクアウトにも対応しています。
こちらはバスクチーズケーキとレアチーズケーキの魅力を併せ持った「チーズケーキ(¥600)」。
クリーミーでとろける口どけをチーズのコク・香りとともに楽しむことができます。
この他にもキッシュやカレーなどの食事メニューも提供しているため、モーニング、ランチ、カフェと様々なシチュエーションで利用しやすいのも魅力。
新たな『喫茶 満つ葉』の未来に期待
場所や当時のメニューとは異なるものの、『喫茶 満つ葉』元店主の血筋を引く方が再び店舗を復活させたというのは嬉しいニュース。
当時のファンの方はもちろん、小倉トーストが好きな方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
MAP
場所 | 愛知県名古屋市緑区大清水4-901-5
駐車場:あり TEL:080-4303-1902 |
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期間 | 8:00~18:00
定休日:水、木曜 ※変更となる場合があります |
料金 | ¥500~¥1,500程度
※記事中は税込表記 |
公式Instagram | 喫茶 満つ葉 |