昭和2年創業の老舗和菓子店『浪越軒』が2月27日をもって閉店。

名駅や栄でも営業していた和菓子の名店が閉店へ

『浪越軒』はかつて名駅のジェイアール名古屋タカシマヤ、栄のサカエチカなどにも店舗を展開していましたが、2016年頃から徐々に縮小。

現在は守山区・八剣の本店のみ営業を続けています。

『なみこし茶家（浪越軒 中日ビル店）』が2018年8月19日をもって閉店する模様。

『浪越軒』と聞くと動物をモチーフとしたおまんじゅう「どうぶつえん」や「鬼まんじゅう」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

実はどちらの商品も既に生産を終了しており、現在は定番の和菓子が並んでいるんです。

現在の商品ラインナップは？

「ういろうまんじゅう(1個:￥60)」はモッチリ感・柔らかさを両立した絶妙な食感。

皮の中には滑らかなこしあんが詰まっていて素朴な甘みが口いっぱいに広がります。

伺った日は春らしい「桜餅(1個:￥60)」と「草餅(1個:￥60)」、きなこたっぷりの「とろとろわらび餅(200g:￥200)」も販売していました。

生地にもこだわった「どら焼き(￥70～￥90)」も含めて全体的にリーズナブル。

工場直売店だからこそ実現できた価格帯ですね。

系列店はどうなるの？

本店に併設されたベーグル専門店『ナチュ』の実店舗も同時に閉店となりますが、こちらの商品はオンラインショップで引き続き購入可能。

そして伏見などにある浪越軒プロデュースの高級食パン専門店『フルールドゥリュクス』は変わらず営業していくことが決まっています。

国産小麦使用の高級食パン専門店『フルール・ドゥ・リュクス』伏見にオープン。

長く愛されてきた和菓子の名店『浪越軒』が閉店してしまうのは非常に残念。

閉店日は2022年2月27日(日)。
特別な思い出がある方、以前から気になっていた方はぜひ最後に足を運んでみてください。