ビジネスワーカーが集まる中区・丸の内へ2024年1月にグランドオープンした『SHRUB COFFEE FUSHIMI』。三重県桑名市のコーヒー焙煎所から始まり、名駅南にコーヒーを気軽に楽しめるようフラッグシップストアのオープンと店舗展開を広げてきた“SHRUB COFFEE”の3店舗目。
しかし、この店舗にはそれだけでなく丸の内にて“ミッツ”の愛称で約10年親しまれたカフェとの深い関係がありました。
『SHRUB COFFEE FUSHIMI』の紹介と共にその関係をお伝えいたします。
錦二丁目にオープンしたオフィスビル街の隠れカフェ
『SHRUB COFFEE FUSHIMI』があるのはオフィスビルが立ち並ぶ錦二丁目。地下鉄 鶴舞線と桜通線が交差する 丸の内駅 6番出口、地下鉄 東山線と鶴舞線が交差する 伏見駅B出口どちらからも徒歩3分とアクセスしやすいロケーション。お店の前にそっと置かれたA看板だけのオフィス街に隠れるように展開しているカフェ。
そして、お店の前の道を挟んだ真向かい、今は大きなビルを建築中の場所に丸の内で2012年から2022年まで約10年、“ミッツ”の愛称で親しまれオフィスワーカーにコーヒーを届けてきた「MITTS COFFEE STAND(ミッツコーヒースタンド)」がありました。
店内に入ると名駅南の『SHRUB COFFEE NAGOYA』と同じコンクリート打ちっぱなしの壁面と金属製のテーブル。落ち着いたインダストリアルなデザインが視界に広がります。店内には1人用の小さなテーブルとセットになった席が8席。奥には1人掛けソファー2脚でテーブルを挟んだ席があります。
カウンターで注文を終え、奥に進むと出来たばかりの店舗には珍しい使い込んだSYNESSOのエスプレッソマシン、そしてソファー。
実は名駅南「SHRUB COFFEE NAGOYA」の店長 野村優貴さんはビルの取り壊しを理由に閉店した「MITTS COFFEE STAND」の最後の店長。
当時“ミッツ”で使っていたエスプレッソマシンは一度分解され外観は清掃のみしてそのまま使用、中身は性能の良い現代のものへ交換修理。
一方のソファーは当時使っていたものを保管していたのでそのまま使用。コーヒーを楽しむ人との思い出を再び刻みはじめました。
モーニングやランチが楽しめるブレンドコーヒーのお店
こちらの『SHRUB COFFEE FUSHIMI』では単一産地のシングルオリジンコーヒーを出す『SHRUB COFFEE NAGOYA』との棲み分けとして“3種類のブレンドコーヒーを出すお店”として展開。コーヒーの他にドリンクはカフェラテ、自家製クラフトコーラもオーダー可能。
3種類のスイーツと2種類のトースト、キッシュがあり、ランチタイムはパニーニも注文可能。モーニングセットやランチセットもあり、詳しいメニューは以下のとおり。
ドリンク+バタートースト:ドリンク代のみ
ドリンク+あんバタートースト:ドリンク代+¥200
<ランチセット(11時〜14時)>
ドリンク+[パニーニ or キッシュ]+サラダ:ドリンク代+¥350
<ドリンクメニュー>
ハンドドリップコーヒー(ホット/アイス):S ¥500、M ¥600
カフェラテ(ホット/アイス):S ¥550、M ¥650
自家製クラフトコーラ/S ¥600
<スイーツ&フード>
カスタードプリン/¥650
ニューヨークチーズケーキ/¥650
ショコラテリーヌ/¥600
バタートースト/¥300
あんバタートースト/¥400
パニーニ/¥500(ランチタイムのみ)
キッシュ/¥500
※記事中は税込表記
※ラインナップ・価格は2024年4月のものです
“ミッツ”ファンの声から生まれたフードやスイーツにも注目
お店で使用しているパンは丹羽郡扶桑町の人気ベーカリーカフェ『Boulangerie Pour Vous(ブーランジェリー プーブー)』から仕入れており。食パンは香ばしい食感を生む耳をしたフランス食パン、パニーニはオリジナルのものを作ってもらっているそうです。
今回は多くのお客さんがオーダーする自家製あんこを使用した「あんバタートースト」を注文しました。食パンの特徴的な食感と香りを大切にしたバターとあんこの演出は贅沢な気分にさせてくれます。
ランチメニューから紹介するのは多くの“ミッツ”ファンからのリクエストがあったキッシュのセット。キッシュはベーコンとほうれん草がメインメニューで他にカレー、海老とブロッコリーなど1〜2種類のメニューから選ぶことができます。
パニーニはモッツァレラとトマトとバジルがメインメニューで、他 1種類のメニューから選べることができます。ちなみにこの日はてりやきでした。
スイーツは「カスタードプリン」を注文しました。贅沢にバニラビーンズを使用し、プリンの上のカラメルと最後の仕上げにかけるカラメルは質感の異なるものを使用。最後に添える自家製生クリームは固めのプリンの食感に変化をつけてくれます。
『SHRUB COFFEE FUSHIMI』ではこれまでのお店とは違い“ミッツ”ファンの声からブレンドコーヒーの品質はもちろん、カフェとして出来る範囲でこだわったスイーツやフードにも力を入れていきたいとのこと。このバランスが両立しているメニューを是非お楽しみ下さい。
オフィスやホテルや自宅でも楽しめるようモーニングやランチのセットはテイクアウトが可能
ドリンクだけでなく、モーニングセットやランチセットはテイクアウトが出来るとのこと。丸の内や伏見にはオフィスビルだけでなく、ホテル、マンションなども集まっていますので多くの利用者に喜ばれるサービスです。
『SHRUB COFFEE FUSHIMI』は8時~18時までの営業。モーニングタイムは8時~11時、ランチタイムは11時~14時まで。定休日はなく営業します。
MAP
場所 | 名古屋市中区錦2丁目7−29−2 |
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電話 | 0594-32-1316 ※お問い合わせは桑名のお店へ |
営業時間 | 8:00~18:00 年中無休 |
公式サイト | SHRUB COFFEE 公式サイト SHRUB COFFEE 公式Instagram SHRUB COFFEE 公式Facebook |