新しい名古屋名物として定着しつつある『台湾まぜそば』。
最近は東京など他の地域にも進出していたりして、日本全国から注目度がどんどん上がってきていますよね。
名古屋市内にも台湾まぜそばの名店といわれるお店がたくさんありますが、お店ごとにどういう味の違いがあるのか??という点が疑問ですよね。それを解明するため、代表的な6店舗を食べ比べてみました!!
これを読めば、名古屋で一番旨い台湾まぜそばの店がわかってしまう禁断の記事ですよ〜。とくとご覧あれ!!
◆ 目次
- ◆ はじめに
- 1. 麺屋はなび 高畑本店
- 2. らーめんまぜそば てっぺん 名古屋本店
- 3. つけ麺丸和 名駅西店
- 4. まぜ郎ぎんや 栄店
- 5. らーめんまぜそば あらし 錦店
- 6. 鶴舞一刻屋
- ◆ まとめ
◆ はじめに
まずはじめに、今回の食べ比べの基本的なルールは以下のとおり。
・各店舗の”一番標準的な台湾まぜそばメニュー”で比較します
・トッピングはなしです
・並盛でオーダーします
また、無料で利用できる調味料や追い飯に関してもチェックしていきます。
◆1. 麺屋はなび 高畑本店
言わずと知れた台湾まぜそばの発祥の店。そして聖地。
平日週末問わずランチ/ディナータイムには長蛇の列ができる正真正銘の名店です。
こちらが元祖中の元祖『台湾まぜそば』。
極太麺の上に、ピリ辛の台湾ミンチ、青ネギ、ニラ、海苔、卵黄、魚粉、にんにく(←なしにできます)をトッピング。
これを食べる前に箸とレンゲを使ってまぜまぜ〜!として食べます。
魚粉と海苔、ネギが良い風味を醸し、粘りのある麺と卵黄、台湾ミンチが絡んだ食感がたまりません。
並盛でも結構なボリュームがあります。
また、辛さは6店舗中ダントツといっていいほど辛いです。
麺を食べ終わった後にすこし具が残っているところに無料で「追い飯」の追加が可能です。
これはスプーン一杯分のご飯を足してくれるサービスで、最後に残った具まで美味しくいただける計らいなんですね。
場所 | 名古屋市中川区高畑1-170 Google Mapで見る※栄/名駅やその他の地域にも店舗があります。詳細は下記公式サイトから確認してください |
---|---|
営業時間 | 11:30〜14:00/18:00〜21:30 ※土日の昼は11:00〜14:30の営業 |
定休日 | 月曜日/第一・第三火曜日 |
公式サイト | 麺屋はなび |
◆2. らーめんまぜそば てっぺん 名古屋本店
『てっぺん』は、元々「麺屋はなび」で修行していた方が開いたお店。
北区の本店以外にも天白区や西区など幅広く店舗を展開中です。
こちらがてっぺんの『台湾まぜそば』。
はなびとの見た目の違いでいうと、白ネギが入っているのがポイントです。
やはりはなびで修行した方のお店だけあって、はなびの台湾まぜそばの味を踏襲しています。
魚粉の香り高さと、ネギのシャキシャキした食感の主張の強さが目立ちます。
また、はなびに比べると辛さが若干抑えられているような気がします。
またメニューに台湾まぜそば以外にも普通の「まぜそば」というものがあり、台湾まぜそばを食べてみたいけど辛いものは苦手…という方におすすめしたいお店です。
場所 | 名古屋市北区金城町4-41-6 Google Mapで見る※天白区、西区など他の地域にも店舗があります。詳細は下記公式サイトから確認してください |
---|---|
営業時間 | 11:00〜23:15 |
定休日 | 年末年始を除き年中無休 |
公式サイト | らーめんまぜそばてっぺん |
◆3. 【閉店】つけ麺丸和 名駅西店
『丸和』は中川区・春田に本店を置くつけ麺の人気店。
名駅西口のお店は2015年にオープンし、名店の味を手近な場所でいただきやすくなりました。
こちらのお店では『汁なし台湾』と呼ばれるメニューが台湾まぜそばに相当します。
ネギ/ニラ以外に玉ねぎともやしが入っているのが特徴的。
ネギや海苔の風味は香ばしいですが、魚粉の香りがしません。これは別で『汁なし煮干し台湾』というメニューがあるのでこちらを頼むと煮干しが入ってくるのかもしれませんね。
辛さは抑えめです。
はなびの台湾まぜそばにみられるような独特の粘り気がないため、全体的に汁っぽく麺と具があまり絡みません。これは好みが分かれるところでしょう。
このお店では追い飯がセルフサービスながら無料で好きなだけ入れることが出来ます。コストパフォーマンスは割と高いかもしれません。
場所 | 名古屋市中村区亀島2-11-2 Google Mapで見る※中川区春田(本店)、尾頭橋にも店舗があります。 |
---|---|
営業時間 | 11:00〜14:00/17:30〜21:00 |
定休日 | 火曜日/第三月曜日 |
公式サイト | つけ麺丸和の「ど根性日記」 |
◆4. 【閉店】まぜ郎ぎんや 栄店
北区・黒川に本店を置く『豚そば ぎんや』のまぜそば専門店。
若干わかりにくい場所にあるので注意です。
こちらのお店で台湾まぜそばに相当するのが、『まぜ八』。
オーダーの際にお店の人に「辛いですが大丈夫ですか?」と声をかけられますが、はなびの台湾まぜそばほどは辛くありません。
他の店の台湾まぜそばとは違い、ネギが鳴りを潜め、大量のもやし・キャベツ・ニラが入っているのが特徴的。
特にもやし好きにはたまらない一杯になりそうですよ。
麺は中太で、そばのように茶色っぽいです。
また粘り気よりも汁気が強く、タレに独特の甘さがあります。はなびなどとは違った個性が際立つ一杯です。
追い飯はセルフサービスです。
場所 | 名古屋市中区栄3-12-4 Google Mapで見る |
---|---|
営業時間 | 11:30〜14:00/18:00〜23:00 |
定休日 | 日曜日 |
公式サイト | まぜ郎ぎんや 栄店 |
◆5. らーめんまぜそば あらし 錦店
錦三丁目で夜から早朝にかけて営業する人気店。
結構あやしげな雰囲気ですが、ビルの1Fを奥まで進んでいきましょう。
こちらが『台湾まぜそば』。
肉ミンチ、ネギ、ニラ、海苔など具材はほとんどはなびやてっぺんのスタイルを踏襲。
麺に粘り気があり具が絡みやすい点などもはなび似です。
魚粉やネギ、海苔の風味が強くなく、肉ミンチの旨辛味がストレートにガツンと来る感じがあります。
ボリュームが並盛としてははなびに比べて少なめです。
また、個体差なのかもしれませんが、私が食べたものはなぜか麺が短かったです。
追い飯は最後にスプーン一杯分だけいただけるスタイルです。
場所 | 名古屋市中区錦3-3-30 桜ビル1F Google Mapで見る |
---|---|
営業時間 | 18:00〜5:00 |
定休日 | 日曜日 |
公式サイト |
◆6. 鶴舞一刻屋
鶴舞駅のガード下にあるラーメン店。「フジヤマ55」の系列です。
人気店でランチやディナータイムに行列が出来ることもしばしば。
こちらが『台湾まぜそば』。
辛さが「中辛」か「辛口」から選べます。また、並盛と大盛が同額になっています。
ややとろみのある柔らかな酸味を感じる独特のタレが特徴的。
また無料でついてくる「マヨネーズ/山椒/カレー/すりごま」の4種の調味料をお好みで入れて、味変を楽しめるという点が大きなポイント。
山椒とカレーは大きく味が変わりやすいので要注意です。
追い飯のサービスは残念ながらないので、ライスを別途注文する必要があります。
メインストリームの台湾まぜそばの味とは大きく違う、ここでしか味わえない個性的な一杯です。
場所 | 名古屋市中区千代田5-24-1 Google Mapで見る |
---|---|
営業時間 | 11:00~14:00/17:00~20:00 |
定休日 | 日曜日 |
公式サイト | 鶴舞一刻屋|フジヤマ55 |
◆ まとめ
人気の6店舗を食べ比べてみましたが、結論としては、店舗ごとに非常に個性が強いということがわかりました。
また、元々が「はなび」発祥のメニューということもあり、
初めて台湾まぜそばを食べるという方には、
・はなび
・てっぺん
・あらし
の3店舗のうちどれかのお店で食べるのをおすすめしたいです。
個人的には、
辛いのが好きな方には「はなび」、
辛いのが得意じゃない方には「てっぺん」
が一番合うのではないかと思います。
「丸和」「ぎんや」「一刻屋」の3店舗は、上記のお店で食べた後に食べると、味の違いが楽しめるでしょう。
※記事中の文章に表示された価格は2017年11月時点のものであり、変更となる場合がありますのでご了承ください。