生まれ変わった名駅の象徴・JRゲートタワー。
嬉しいことに連休中は名古屋の方だけでなく、沢山の観光客で賑わったようですね。
名古屋初出店を果たした東京・日本橋に本店を置く『たいめいけん』ではレトロモダンな王道の洋食を味わえるとして、行列ができる人気を博しています。
創業80年以上受け継がれる、老舗ならではのメニューを頂けば懐かしさを感じるような…その模様をお伝えします。
昭和6年創業、老舗『たいめいけん』が名古屋初出店!
東京・日本橋の老舗洋食店『たいめいけん(旧:泰明軒)』は1931年(昭和6年)、料理人・茂出木心護氏によって創業されました。
JRゲートタワー店の監修を務めるのは三代目のシェフであり、専務取締役でもある茂出木浩司氏(画像参照)。
『たいめいけん』は茂出木一族によって伝えられる古き良き洋食の素晴らしさを味わえる今では貴重なお店なのです。
■タンポポオムライス(¥1,620)
まずはたいめいけんに来たからこそ食べておきたいメニューがこちら!メディアでご覧になられたことがある方も多いのではないでしょうか。
伊丹十三監督の映画、『タンポポ』に登場したことが名前の由来になっているんですよ。
チキンライスの上には丁寧に包まれたオムレツが乗せてある独特のフォルムが特徴、こちらをナイフとフォークで切り開いていきます!
ワクワク・ドキドキしながらそーっと…これを一度やってみたかったのです!
ふわとろのオムレツを開き終わり、別添えのケチャップを合わせたらタンポポオムライスの出来上がり!決して自分で調理したわけではないのに謎の達成感がありますね。
口に含めばフワフワの食感、優しい卵の甘みが広がる中で…どこか懐かしさを感じる不思議な感覚。
中身が極限まで柔らかいのにも関わらず、ここまで綺麗に包むことができるコックさんの技量には驚きです!
■ボルシチ(¥50)
様々な国で愛される世界三大スープの一つ。サイドメニューとはいえ価格に驚かされます!
たいめいけんで提供されるものは野菜をたっぷり味わえる比較的薄めの味付けです。
■コールスロー(¥50)
軽めの量とはいえこちらも破格!
酸味を感じる味付けは食事の始まりにピッタリですよ。
洋食のご馳走が詰まったコンビネーション!
■オムライス&国産粗挽きハンバーグ(¥1,580)
王道のオムライスに加えてもう一品味わえるのが贅沢なコンビネーションメニュー!
オムライスのソースは【ケチャップ・デミグラス・トマト】の三種から好みのものを選べます。
ハンバーグは噛みしめるとお肉の旨さをしっかり味わえます。
■オムライス&有頭海老フライ(¥1,700)
衣は薄いのにお皿からはみ出してしまうくらいに大きな海老フライ!
添えられたタルタルソースをたっぷりと…太さもあるので口いっぱいに頬張る幸せを感じますね。
オムライスと一緒に頂けるコンビネーションメニューは、他にカニクリームコロッケ(¥1,460)・メンチカツ(¥1,580)も提供されています。
洋食のご馳走がギュッと詰まった一皿を味わえばきっとお腹も心も満たされますよ。
老若男女に親しまれる『たいめいけん』
■たいめけんラーメン(¥830)
まさかの洋食屋さんでラーメン!
スープは味わい深い醤油ベース、具材もご覧のようにシンプル。麺を啜れば頭の中でチャルメラの音が流れるような…やはり子どもの頃に味わった懐かしさを感じて不思議なのです。
東京・日本橋でも人気が高いようで、ラーメンを頂くためだけの『たいめいけん らーめんコーナー』という専用のお席が存在するとのこと。
ファミリー層へも満足できるようにお子様メニューも提供されています。
行列がもう少し落ち着いたら、東京で提供されているランチメニューも始まるようです。
開業からしばらく月日は経ったもののゲートタワー内の中でも上位の人気店になっており、なかなか混雑は落ち着かない模様…。
2時間以上待った方も多いようなので…並ぶのを避けたい場合は、遅めの夕飯になりますが20:00以降に足を運ぶのがおすすめです。
ぜひ皆様も『日本橋三代目たいめいけん 名古屋店』で子どもの頃に戻ったような…王道の洋食を味わって懐かしさを感じてみてください。
※記事中の情報は2017年5月時点のものです。
MAP
場所 | 名古屋市中村区名駅1丁目1−1015−15
JRゲートタワー12F TEL:052-756-2601(予約不可) 席数:49席 |
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期間 | 11:00~23:00(L.O.22:30)
※定休日なし |
料金 | ¥1,500~2,500程度
※記事中の価格表記は税込み |
公式サイト | 日本橋三代目たいめいけん |