ドイツ国家認定ハム・ソーセージマイスターの店 中村区『AkitaHam.（アキタハム）』。

8年かけ掴んだ“ドイツ国家認定ハム・ソーセージマイスター”

名古屋市中村区の西部、稲葉地町の閑静な住宅街の中にお店を構える『アキタハム』ではドイツ国家認定ハム・ソーセージマイスターとなった秋田さんが作る加工食肉を購入することが出来ます。

秋田さんがマイスターになるには長い道のりがありました。ドイツ・バイエルン州で120年以上続く食肉加工店の老舗Kunz（クンツ）で修行し、弟子から職人へと成長。そしてさらなる高みを目指し世界で最も歴史があるマイスター養成施設へ入校し、試験に合格。

ここまでにかかった期間はなんと8年。

その後、秋田さんは日本に戻り2009年10月16日に「アキタハム」を開業しました。

熱い想いで“真実”を伝えるため追究される食肉加工のレシピ

『アキタハム』開業後も“古き良き時代の加工品”と“新鮮さを第一条件”の想いを込め、ドイツの昔のレシピを再現できる原料肉を調達。

豚肉は岐阜県産のみ、牛肉は主に宮崎県産の国産黒毛のどちらも新鮮な肉を使用。スパイスは予めスパイスがミックスされたものは購入せず、全て自家ブレンドのスパイスにこだわっています。

燻製にはドイツより輸入した2種類のチップを使用。時間を惜しまず種類によっては4時間〜12時間の長い時間燻製する事もあるそうです。

こういった追究の姿勢が評価され、日本で唯一ドイツよりクオリティ証明書が届くまでとなりました。

どれにしようか悩んじゃう！ずらっと並ぶハム・ソーセージ

そんなこだわり抜いた逸品のハム・ソーセージが並ぶ店内をご紹介。

ソーセージは細長い形状でおなじみのものだけでなく、小さな食パンの断面のような形状のドイツのソウルフード「レバーケーゼ」、ハムのような直径のソーセージを薄くスライスした「アオフシュニット」など定番メニューがずらーっと並びます。

また冬の季節限定で販売される「白カビ熟成のドライソーセージ」など珍しくて食通が唸る商品も並びます。

ランチはハム屋の全力が詰まったメニュー

『アキタハム』ではハム・ソーセージの販売だけでなく、店頭で並ぶ商品を使ったランチも提供。

AkitaHam.を知るならまずは「基本のランチセット」から

まず最初に紹介するのは「基本のランチセット（715円）」。

アオフシュニットの基本となる「プレーン」、イタリアのアオフシュニット「モルタデラ」にその日によって異なる１種類を加えたアオフシュニットの３種、幅広い年齢層に愛される「レバーケーゼ」、ボイルソーセージの原点「ヴィーナー」が１皿になったメニュー。

ここでプチ雑学。「レバーケーゼ」はレバーが入っている訳ではなく、名前の由来は“ライプ（一塊）とケーゼ（チーズ）のライプが訛った”ことが有力と言われています。

ランチセットにはこのハム・ソーセージのプレートの他にパンor玄米とセットドリンクがついてきます。人気はふんわりやわらかい「丸パン」と「ハム屋のトマトスープ」。

衝撃を受けるのがこのトマトスープ。5〜7種類のハム・ソーセージが入ったスープで具材の大半が肉！きっと予想を遥かに超える量のハムとソーセージに驚くこと間違いなし！

もしこのトマトスープに一目惚れしてしまった方はトマトスープを心ゆくまでたっぷり楽しめる「ハム屋のトマトスープセット（大皿）（913円）」というメニューもありますよ。

目玉焼きに包まれたハンバーグが見た目にもかわいい！「ハンバーグセット」

ランチセットは他にもありもう一つ紹介。

子どもも大人も楽しめる素直なハンバーグ

真っ白な目玉焼きのセットかと思いきや実は目玉焼きに包まれたハンバーグがメインの「ハンバーグセット（968円）」。

しっかりと肉がギュッと詰まったハンバーグで噛むと口の中で肉が解けいっぱいに。そんな幸せを感じるハンバーグなのでお子様にもオススメです。

また目玉焼きがハンバーグを包んでくれているので切った時に黄身がハンバーグと絡み、見た目にもテンションが上がります。

ランチタイムは11時〜15時ですが、早い時間は混雑しますので遅めの時間に行くのをオススメします。

覚王山にも不定期営業の販売店があります

アキタハムは11時〜18時まで営業、定休日は月曜・火曜となりますが12月25日(月)・26日(火)はホリデーシーズンの需要に向けて特別営業となります。年末は12月30日(土)まで営業。年始は1月3日からとなります。

クリスマス限定テイクアウト、福袋などの販売もあるので詳しくは公式ホームページを御覧ください。

実は販売店は中村区の他に覚王山店もございます。営業は金曜日・土曜日の中から月に数日不定期営業。営業時間は14時～18時30分。営業日は公式ホームページの店舗情報に毎月掲載しております。