熱田神宮エリアの新商業施設「あつたnagAya」が9月6日開業。名古屋めし、人気スイーツなど注目テナントを徹底レポート!

グルメ 開店

2024年9月6日(金)、熱田区「神宮前駅」西街区に新たな商業施設「あつたnagAya(ながや)」が開業します。
※台風の影響により9月1日(日)の開業から延期となりました

熱田神宮などに訪れる来街者をメインターゲットにした「地域で継がれる魅力を嗜み、再発見できる場所」。

新名物や「あつたnagAya」限定商品、および体験メニューを各店舗が開発。
オープン直前に開催されたメディア内覧会にて取材させていただいたので、その全貌をお伝えします。

施設名・ロゴ紹介、もくじ

「熱田(あつた)」を施設名称に含み、ひらがな表記にすることで読みやすさと日本らしさを表現。
また、平屋の木造建物に小さな区画が立ち並ぶ形状や、長い屋根の外観といった特徴を持ち、近隣とのつながりを大切にする施設を目指していることから“長屋”を名称に使用しています。

さらに、名古屋弁の特徴的な語尾である“がや”を末尾に付けることで名古屋らしさも追及。
ロゴの「A」は大文字で特徴的な屋根形状を表現するほか、「A」の中心部分を「o」とも見える形にすることで「名古屋」にある施設をアピールしているそう。

「あつたnagAya」施設概要

施設は愛知県産の木材を使用した3棟の木造平屋建て。
日本の伝統的な木造建物の要素を取り入れた特徴的な外観の建物に、5坪~100坪まで大小さまざまな区画を整備。

敷地面積は約7,000㎡で延床面積は約1,100㎡。
5~10坪程度の小さな店舗が軒を並べるエリアを設けるほか、敷地内には複数のワゴンショップやキッチンカー等も誘致し、賑わいを創出します。

第1期開業エリアについては主に「壱の戸」、「弐の戸」、「参の戸」に分かれており、開業日には合計14店舗がオープン。

名古屋めし、喫茶店、居酒屋、定食屋、カフェ、スイーツ、お土産など様々な需要に応えてくれるラインナップです。

名古屋めし、居酒屋、定食などが揃う「壱の戸」

「壱の戸」は合計7店舗が出店。

屋内型になっており、ゆっくり食事を楽しめるお店が中心です。

『ひもの食堂/サラマンダー酒場』は魚市場が栄えた熱田の地ならではのブランド。

ランチタイムは定食、ディナータイムは大衆酒場と時間帯によって営業スタイルが異なります。

『ひもの食堂』は様々な魚の干物をリーズナブルな価格で提供。

看板メニュー「さば開き定食」は長崎漁港から直送された鯖を使用しており、ジューシーで脂がのった美味しさが広がります。

アジ、サーモンハラス、ホッケ、銀だらなど選べる品揃えも魅力。

定食のご飯はおかわり自由で、お腹をしっかり満たしてくれます。

『あんかけスパ・鉄板ナポリタン 鯱ひげカフェ』は1978年より愛される港区発祥の喫茶店「ドン・キホーテ」のブランド。

名物「あんかけスパ」の味を引き継いでおり、様々なトッピングで自分好みにオーダーすることができます。

「鯱ひげキング」は20センチ級の大海老フライを2尾盛りつけた、向かい合う金シャチを彷彿とさせる盛りつけ。

玉子、ほうれん草も添えて彩り豊かに仕上げます。

スイーツ、ドリンクメニューも揃えるため休憩に立ち寄ることも可能。

お得なモーニングサービスも実施していく予定で、駅前の新たなオアシスになりそうです。

昭和38年に熱田区比々野で産声をあげた手羽先の老舗『風来坊』。

11:00からの通し営業。
昼飲みを楽しめる上にランチメニューも提供します。

注目したいのが復刻メニューの「焼きもも」。

創業当時の製法で作る、香ばしく深い味わいの逸品です。

※テイクアウトメニュー

もちろん「元祖 手羽先唐揚げ」などお酒に合う料理が充実。

テイクアウトにも対応しているため、帰り際にフラッと立ち寄ることもできそうです。

『串カツ くった』は「たる蔵」や「かつ秀」など愛知・岐阜で親しまれているとんかつ屋。

客席は立ち飲み・着席スタイルどちらも対応した造り。

串カツメニューだけでなく、名古屋らしい「どて串」も用意。

柔らかさと味噌のコクがたまらない逸品。

おでんはあっさりした塩出汁での提供。

卓上に用意された味噌を使用してお好みでお召し上がりください。

『牛たん定食 めぐろ』は牛たん焼きでお腹いっぱいになれることをコンセプトにした定食スタイルのお店。

牛たん焼きに使用している牛たんは、1本から約40%しか取ることができない最高の部分を使用。

熟成度にこだわり厚めにスライス。

塩胡椒で味付けし、焼き加減は表面を香ばしく、中はジューシーになるよう丁寧に焼き上げています。

オリジナルの八丁味噌だれにつけて焼いた牛タンを「八丁味噌だれ牛たん」として新名物にしていきたい想いもあります。

定食は麦飯、とろろ、牛タンシチューもあわせて提供予定。

『名鉄商店』は、お客さまがこのエリアの生活文化や街自体を楽しむ“きっかけ”を提供する新たなスタイルの「お土産屋さん」。

2022年12月にオープンした名鉄百貨店本店の店舗に続いて2店舗目です。

名鉄沿線地域の魅力や価値に目を向けて発信し、他では手に入らないコラボ商品を開発。

1号店よりも規模は縮小されていますが、ちょっと珍しいお土産を探したいという方はぜひ立ち寄ってみてほしいです。

イートイン時の盛りつけ

そして「覚王山フルーツ大福 弁才天」創業者との協業により新たに開発された「あんバタ餅」を店舗限定提供。

熱田土産の新定番とすべく、イートイン・テイクアウトの両方で提供します。

『大久手山本屋』の新店舗が2024年11月1日(金)オープン予定。

店舗限定メニューも開発中とのことで期待が高まります。

「弐の戸」はカフェ、テイクアウトグルメが充実

続いて「弐の戸」の店舗をご紹介。

『米屋のこだわりおにぎり 和~NAGOMI~』は地元熱田で70年続く米屋「三本松米穀店」によるおにぎり専門店。

米屋が追及した最高の逸品をコンセプトに米の品種・炊き方までこだわります。

シンプルな塩にぎりに加えて、約15種類のバラエティ豊かなラインナップも魅力。

特に注目したい具材が「味噌天むす※画像右」。
海老の風味・味噌の奥深さを同時に堪能できる逸品です。

テイクアウト中心ですが、店内にベンチタイプのイートインスペースも併設されます。

『あつた おりんぴ庵』は商業施設に出店していることが多い「オリンピア」の“カワイイ文化”を発信する新ブランド。

本社を名古屋に構えていることもあり、地域に密着した商品展開が特徴。

500種類以上の雑貨・お土産を揃えます。

既存店舗はどちらかというと若い世代向けの印象ですが、こちらは老若男女誰もが楽しめそうです。

ぴよりん、コメダ珈琲店、戦国グッズなど愛知県らしい品物も用意。

お土産需要に特化していますが、名古屋の文化がお好きな方々はきっとワクワクする空間です。

『名古屋焼き醤油専門 さく蛸』は中川区・八田駅前の人気たこ焼き店。

名古屋・東海地方で親しまれている「名古屋たこ焼き」を提供しています。

この店舗のために開発されたのが「顔より大きな大判たこ焼せんべい」。
イイダコを丸ごと1杯使用し、1トンのプレス機で押し付けるように焼き上げます。

パリッパリの香ばしい食感とともに広がる出汁の旨味がたまりません。

名物のたこ焼きは5個入り300円から楽しめるリーズナブルな価格帯。

小玉サイズ、素焼き醤油、キャベツ入りの愛され続けるたこ焼きを、多くの観光客の方々にも試してみてほしいです。

大正時代より100年以上にわたって熱田で営業を続ける老舗茶屋『妙香園』

イートインスペース併設店舗は初の試み。

抹茶体験ワークショップを予約制で開催。

自身で抹茶を点てる体験が可能で、お茶の歴史・文化に触れることができます。

また、抹茶ラテや緑茶などのドリンクメニューも用意。

老舗ならではの品質を守り続ける中で、気軽にティースタンドとして立ち寄れるのも嬉しいですね。

『あずき茶屋』は熱田の老舗和菓子店「亀屋芳広」のブランド。

創業以来こだわっている製餡に改めてスポットを当て、深掘りをした「あんこメニュー」が魅力。

店頭で団子を焼き上げ、つぶあん、こしあん、みたらし、きな粉の4種類で提供。

イートインスペースも併設されているため、焼きたてをその場で味わうことができます。

お茶付きの「あずき茶屋セット」、あんこソフト、わらび餅ドリンクなど和スイーツ好きにはたまらないラインナップ。

手土産選びと休憩のどちらの需要にも応えてくれそうです。

『ココトモファーム』は犬山市の米農家が始めた米粉バウムクーヘン専門店。

お米の生産から自社で行い、低温貯蔵したお米を挽きたての状態で焼き上げた「自家製米粉100% グルテンフリーバウムクーヘン」を製造・販売しています。

「ハードバウム」は米粉に全卵、発酵バターなどを加えて固めに焼き上げた人気商品。

「白米」と「玄米」で作ったものがそれぞれ用意されているため、食感・風味の違いを楽しむこともできるんです。

種類豊富で各バウムクーヘンは贈答向けのボックスも用意。

お手頃価格のミニサイズも販売しているので誰もが気軽に立ち寄れるのも魅力です。

一宮の大人気カフェ『CROCE&Co.(クローチェ)』

テイクアウト専門店となっており、パン、ドリンク、スイーツを揃えます。

本店でも愛される1人前サイズの可愛らしいキューブ食パン、ベーグルに加えて…

店舗限定のゼリープリンを開発。
層が美しく、ゼリーとプリンの2つの味・食感を楽しむことができます。

また、食べ歩き向けのソフトクリームに関しては自身で好きなトッピング盛りつけるスタイルです。

「参の戸」には伊勢・おかげ横丁の行列必至スイーツが名古屋初出店

『いもんね』は話題のスイーツ「ジェラ餅」を提供する伊勢の注目店。

限定出店などを経て、待望の名古屋初出店。
テイクアウト専門でワゴンスタイルのお店ですが、新ブランド『いもんね cookie&coffee』も併設。

「ジェラ餅」は注文を受けてから求肥でジェラートを包んで提供するスタイル。
包みたての繊細なモチモチ食感とひんやり感の虜になる方が大勢いらっしゃるんです。

もちろんシンプルにジェラートのみでオーダーすることも可能。

メニューは開業直後のものです

ジェラートは6種類から選択可能でトッピング可能。
ドリンク、クッキーも用意するため、トレンドスイーツが気になる方はぜひ立ち寄ってみてほしいです。

「参の戸」エリアには、やさしく丁寧な愛知のものづくりで実現する、想いを紡いだニットブランド『結糸(ユイト)』が9月21日(土)にオープンすることも発表されています。

この他にもポップアップストア、エリア付近にキッチンカーが登場していく予定です。

第2期エリアは2024年12月に開業予定

施設南側では第2期エリアを開発しており、こちらは2024年12月の開業予定。
(※テナントは現時点で非公表)

「あつたnagAya」の第1期開業日は2024年9月6日(金)。
施設に加えて熱田エリア全体が活性化していくことにも期待が高まります。

MAP

場所 愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目608他
期間 〈第1期開業日〉

2024年9月6日(金)

午前10:00~

※各店舗の営業情報は公式サイトよりご確認ください

※変更となる場合があります

公式サイト あつたnagAya