【閉店】ホップが生み出すサクふわ高級食パンの店『ブランジェリーゼ』＠東桜

パン作りの原点に立ち返る究極の「ホップ酵母」食パン

「ブランジェリーゼ」がオープンしたのはオアシス21東・NHK名古屋放送センターの北にある「成田栄ビル」の1F。
一旦ビルの中に入らないと入口がないので、外からはちょっとわかりづらいかもしれませんね。

お店に入って左側に目をやると、早速看板商品の「ホップで作った食パン」が棚にずらりと並んでいます！

1本：2斤サイズの食パン（1,000円+税）とハーフ：1斤サイズ（500円+税）の食パンの2サイズ用意されています。

パンにホップを使ってるってどういうことなの？と疑問に思ってしまいますよね。

現代の一般的に普及しているパンは「イースト」と呼ばれる酵母が入っておりそれによって生地を膨らませているのですが、こちらのお店の食パンに使われているのは「ホップ酵母」という自家製の天然酵母。
実はこのホップ酵母を使ったパン作りというのはイーストが普及する戦前の時代には一般的なものだったそうで、無添加や食の安全を求められる昨今のニーズにはぴったり合致するパンであると言えそうですね。

店長でありシェフを務める甲斐貴大さんは、パンを研究していく中でホップ酵母の美味しさに出会い、それを多くの人に知ってもらうためにこのお店を出店したんだそうですよ。

ちなみに名古屋では超有名なパン屋さんで修行されていたそうですが、「恥ずかしいので店名は伏せておいてください…」とのことでした！

ちなみにホップ酵母使用の『レーズン食パン』もあります。
こちらは1斤サイズが700円+税、2斤サイズが1,400円+税。

食パンは営業時間中は随時焼いて追加しているということなので、特定の焼き上がり時間などは特にないそうですよ。

また、食パンだけでなくそれ以外のパンも結構ラインナップされているのも注目ポイント！

バゲット、フィセル、ベーコンエピなどのハード系パン・・・

見るからにカリカリ感がすごそうなクロワッサンも焼きたてが並べられています！

ショーケースにはクリームパンやあんぱんなどのメニューも。日によってはサンドウィッチなども並ぶそうですよ。

サクふわ！ホップで作った食パンを実食！！

プレーンの食パンを買ってきたので早速実食してみます。

一般的な食パンと比べるとサイズがちょっと小さめですが、重量感は結構あります。
あとは耳がうすくてちょっとデニッシュ生地にも似た感じの質感があります。

そのまま食べてみると食感はやわらかいながらも結構な密度を感じます。
そしてほんのり甘くて、芳醇な香りがほわ〜んと漂いますよ。

しかーし！
店主様いわく、この食パンは【トーストして食べるのがおすすめ】とのことですので、トーストしてみることにします。

結構ふちが焦げる寸前ぐらいまでトーストしてみましたが、それで正解！
表面のサクサク感がすごい！なのにもかかわらず、中身はふわっふわでかなりギャップがデカいです！！

究極のサクふわ食パンの名は伊達じゃないです。
密度の高さはそのままに、食べた時に感じるなめらかな舌触りが特徴。
食パンはトースト！派のあなたには是非おすすめしたいです。

あとは、天然酵母を使っているということでそれなりに日持ちもします。
少しずつ乾燥はしていきますが2〜3日は平気ですし、それ以降もトーストすればバッチリ食べられると思います！

クロワッサン＆クリームパンも実食！

他にも2種類のパンを購入したのでこちらも頂きます。

『クロワッサン』（300円+税）
見た目通りかなりザクザク度高め！そして層がかなり多重でクロワッサン食べてる感が強いです。
フランスの高級バター「ラヴィエット」を豊富に使用しており、口の中に広がる芳醇な香りもgoodです！

『クリームパン』（220円+税）
小さいのに結構な重量感。
それもそのはず中にはぎっしりと口どけの良いクリームが入っています。
バニラビーンズの風味とブリオッシュ生地の食感も良いです！

*

他のパンもまだまだ気になるところ。食パンも好みだったのでまたリピしたくなってしまいました！

お店には駐車場はないので公共交通機関を利用するか、コインパーキングをご利用ください。
あと、土日祝日休みなので注意してくださいね！！

※メニュー／価格等の情報は2018年4月時点のものであり、変更となる場合がありますのでご了承ください！