名古屋を世界一の観光都市にするべく、400年前から甦った武士集団、名古屋おもてなし武将隊®。
そんな武将が勧めたい、行きたいお店・事柄を不定期でご紹介していく“名古屋瓦版”。
此度お届けするは儂、織田家が一番槍!前田利家じゃ!
いやぁ~、皆の衆、待たせたのぉ。
中区・正木の超老舗きしめん店『麺処 一八(いっぱち)』にいざ参る!!
此度は、信長様のお父上様の居城であった古渡城の程近く、古渡町の交差点から南西にあるきしめんの老舗「麺処 一八」殿にやって参った!
では入ってまいるとするか。
なんと創業は明治43年!109年も続いとる。当時よりきしめん中心に味を守ってきた老舗じゃ。
早速店に入ってまいれば、座敷や個室など使い勝手の良い、懐かしさも感じる和の寛ぎ空間が広がる。
座敷席にて待つことしばし・・・
運ばれてきたのは店の名物きしめんに串かつ、ご飯、香の物が一組になった『きしめん定食』(750円・税込)。
早速頂いてみれば、出汁のしっかりと効いた濃い目の味。
濃い目といっても見た目の色の濃さでなく出汁が濃く、あっさりとした味じゃ。
麺はコシもありながら柔らかくてうまい!
さくさくとした衣の串かつも絶妙じゃ。
「化学調味料を使わず、たっぷりのムロアジで出汁をとり、特級の溜り醤油で味を整えた昔ながらの伝統の味を守っています。とくに通常より多くのムロアジを使い長い時間使ってとった出汁にはこだわりがあるんです。」
と4代目上田殿。
なるほど、このこだわりが100年以上続く秘訣なんじゃな!
他にも白砂糖を使わず、粗目を使うなどこだわりが強い。
「麺だけでなく、どんぶりも人気なんです。」
と4代目が続いて出してくれたのが、『カツ丼』(900円・税込)。
きしめんと同じ出汁を元にした汁を使ったカツ丼は、肉厚のカツは衣もしっかりサクサクで、一口食べるとカツの肉汁と共に出汁の香りが鼻を抜けていく。
これまたウマい!!
どちらも一気に平らげてしまったほどじゃ。
「最近では、親子丼も人気なんです。丼物は麺類とセットでミニサイズも可能です」
と4代目。
他にも品書きを見ると「尾藩きしめん」なる品書きが。なんでもこの店でしか食えんとか。
気になるのぉ~。
4月からは店の程近くに新たな店舗も開くそうな!これはまた足を運ばんといかんな!
MAP
場所 | 名古屋市中区正木1-12-9 |
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営業時間 | <月〜土> 11:00〜14:00/18:00〜20:30 |
定休日 | 日曜・祝日 |
公式サイト | なし |