愛知県犬山市は名古屋から名鉄で30分ほどのところにある愛知県最北部の町。
犬山市には「日本モンキーセンター」という公益財団法人が運営する動物園があります。
「日本モンキーセンター」は霊長類、つまり猿の動物園で飼育展示数が約60種800頭になり世界最多の霊長類動物園。時々、当サイトでも取り上げる動物園ですが、今回は予てから建築中だった新アフリカ館がオープンしたとのことでオープニングセレモニーにお邪魔してきました。
明るい!広い!新アフリカ館「原野と森の家」完成!
2023年4月、日本モンキーセンターの老朽化したアフリカ館がリニューアルオープンしました。
「原野と森の家」と名付けられた新しいアフリカ館のオープンには、親善大使の竹下景子さん、日本モンキーセンターとのコラボ日本酒を製作している常滑市の澤田酒造さんが駆けつけ、一同はオープニングセレモニーの前に施設内を見学、施設内の広さや明るさを体感し、原野と森の家の完成の報告を当日見学に来ていた来園者とお祝いしました。
こちらで飼育されている猿は4種類、主に草原や開けた環境に生息するパタスモンキーとマントヒヒ、熱帯雨林に生息するマンドリルとアビシニアコロブスが飼育展示されています。
「原野と森の家」は旧アフリカ館が築58年となり老朽化が進んできたため、約5年前から日本モンキーセンターの全職員が「人にも動物にも快適な場所になるように」と構想を練ってきた施設。
天井を高く取り自然光を採光した明るい室内、動物たちが快適に過ごせるよう設計されています。
「今後は原野と森の家を中心に猿たちの迫力ある姿を引き出せるような展示施設にしていきたい」と担当する職員が将来的な展示施設の構想を熱く語っていました。
屋内は鉄柵内に猿を誘い込み、健康診断など作業しやすい工夫がそこかしこに見られました。
当日はすでに飼育展示されている施設内にお邪魔して、説明をいただきました。そこかしこに工夫が見られ、動物も職員もストレスの少ない飼育施設になっていました。
施設内見学をどこかの機会で見ることができたら、素敵だなと思います。
日本モンキーセンター×澤田酒造「燻銀」発売中!
原野と森の家のオープニングセレモニーで日本モンキーセンターと澤田酒造がコラボした日本酒「燻銀」がお披露目され、来場者に振るまわれました。
今回で第5弾となる澤田酒造とのコラボラベル商品!
澤田酒造の「特別純米酒千寿白老」を用い、飼育されているニシゴリラのタロウ50歳を記念したラベルで飾られた「燻銀(いぶしぎん)」が販売中。
種類は300ml 1000円、720ml 2000円で720mlの瓶には黒瓶に銀キャップと「銀」の文字があしらわれた特別仕様になっています。
どちらもビジターセンターにて購入可能です。
日本モンキーセンターへ行ってみませんか?
日本モンキーセンターでは友の会の会員を募集しています。友の会の会員になると一年間に何度でも入場できるパスポートと会員限定のイベントに参加できたり、ニュースレターを読んだりと特典がもりだくさんです。
会費は霊長類研究の研究費用に充てられ、飼育動物の福祉向上や野生霊長類の保全活動のために使われます。
一般会員とサポート会員の二種類があり、サポート会員になると上記の特典の他にサポーター専用のページへログインでき、より深く霊長類研究に関わることができます。
霊長類大好きなあなた、ぜひ日本モンキーセンターへ足を運んでみてください。四季折々の美しい自然の中に猿たちがあなたを待っています!
友の会入会は下記リンクから確認してください。
MAP
場所 | 愛知県犬山市犬山官林26 |
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営業時間 | 3月~10月 10:00~17:00(火曜、水曜定休日) 11月~2月 10:00~16:00 ※祝日等の特別営業時間あり |
入園料金
駐車場代 |
《入園料》 大人(高校生以上):1200円 小中学生:500円 幼児(3歳以上):300円《駐車料金》 普通車:1000円 バス(マイクロバス含む):1500円 |
公式サイト | 日本モンキーセンター公式HP |