埼玉・會津野茂三郎 弟子番号76番の店『古民家蕎麦処 甚目寺ノ龍三郎』があま市に12月1日オープン。

グルメ 開店

中京テレビさんの「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」で度々登場する埼玉県の蕎麦屋「會津野茂三郎」で修行した弟子番号76番のお店『古民家蕎麦処 甚目寺ノ龍三郎』があま市・甚目寺観音近くに2023年12月1日(金)オープン

師匠・茂三郎さんと同じ会津の蕎麦を使った魅力ある料理を今回たっぷりご紹介します。

甚目寺観音すぐ近くにオープンした隠れ蕎麦店

『古民家蕎麦処 甚目寺ノ龍三郎』がオープンしたのは名鉄 甚目寺駅から甚目寺観音の前を通って徒歩8分、甚目寺産業会館すぐ南の細路地に入って40m。見落とすくらいの細い路地なので、のぼり旗を目印に行ってみてくださいね。

駐車場は店舗斜めコンテナ前に4台、お店の前に2台の計6台。細路地で車の対面通行が出来ませんので入る前に駐車場の空きを確認してから路地に入るのをオススメします。ちなみに駐車場が満車の場合は周辺施設の駐車場に停めたり路上駐車はせず、甚目寺駅周辺のコインパーキングをご利用ください。最寄りのコインパーキングから徒歩で4分です。

店舗は店主 水野さんのご実家の母屋を古民家の良きところを残しつつ、地元の建設会社にリフォームしてもらい出来上がった懐かしさこみ上げる造り。店内はカウンター席と座敷テーブル席に分かれています。

毎朝打ち立ての会津の蕎麦が味わえる

11時の開店前、今回特別にそば打ちの様子を撮影させていただきました。蕎麦に使用する蕎麦は師匠・茂三郎さんと同じ福島県会津産「会津のかおり」と貴重な福島県の在来種を使い、店内の石臼で挽いた粉をブレンドして熱湯を使い練っていきます。

茹でが難しい十割蕎麦。手のひらで生地の感触を確かめながら熱湯を加え、湯気が立ち込める中を寡黙に練りを続けます。

練りの後には生地の厚みや割れなどに目を光らせながら伸ばし、最後の作業となる切りへ。こうして出来上がった蕎麦はまさに作品。香りよく食感をしっかり感じられるようにと考えられて生み出されています。

蕎麦の食感を楽しめる「もりそば」から紹介

まず最初にご紹介するメニューは「もりそば(税込850円、大盛り税込200円増し)」と天ぷら日替わり5種類(税込500円)。出来上がった蕎麦の艷やかな見た目、美しい曲線、食感が楽しめそうなわずかな凹凸感。期待が高まります。

そんな蕎麦の魅力をまず味わえる食べ方が“大根のおろし汁”。はじめは大根特有のキリッとした刺激が口に広がり、その後に歯に届く蕎麦の食感。お好みで出汁醤油を入れて食べていく事も出来ます。大根のおろし汁でいただいた後は“めんつゆ”でいただきます。つゆは甘めの味つけなのでお好みのつけ具合を楽しんでみてください。

蕎麦の合間に手を伸ばしたくなるのが“天ぷら”。

ふと目をやると5種類ではない…。エビ、エゴマ葉、にんじんかき揚げ、春菊、舞茸、さつまいも、かぼちゃ、小じゃがいもと8種類も!

思わず女将さんに確認のため声をかけると「5種類なんだけど店主がその日にある食材で追加しちゃうの」と笑顔で返答。追加はご厚意ですので日によって変化はありますが5種類より少なくなる事はもちろん無いのでご安心を。

食材の味やサクサクとした食感を楽しめるだけでなく、食材の仕入れに出向いて偶然仕入れた食材で天ぷらを楽しめる時もあり、過去には焼き芋やもずくといった天ぷらも出たそうです。

「もりそば」は最後に蕎麦湯が出てきます。蕎麦の栄養がたっぷり溶け込んだ蕎麦湯をつゆの器に入れて最後まで堪能してください。

キングサイズのなめこが入った「きのこそば」

寒い季節にはあたたかい蕎麦も恋しくなりますよね。そこでご紹介するのがこちら「きのこそば(税込1,300円)」。

大きくて茶褐色に見えるのは会津から取り寄せているキングサイズのなめこ。器が小さく見えてしまうかもしれませんが、なめこが大きいんです!肉厚で香りもいい!

出汁の香りが良いおつゆが絡んだ蕎麦と一緒にいただける会津の山の幸が詰まった一杯です。

あたたかいメニューは他に、かけそば(税込850円)、月見そば(税込1,200円)、山菜そば(税込1,300円)で蕎麦は大盛り税込200円増しとなります。この他にそばがき(税込1,000円)もあります。

この他に店内のホワイトボードに日替わりのメニューが出る事も。取材中はとろろそば(税込1,300円)や3人前の量がある半升蕎麦(税込3,000円)などが並んでいました。他にも天ぷらやおつまみ、食後の甘味などが並ぶ事もあります。

思わず注文!「天ぷらまんじゅう」

ホワイトボードにあったメニューで思わず注文してしまったのが会津の定番の茶菓子「天ぷらまんじゅう(税込200円」。

会津から取り寄せた温泉まんじゅうを油で揚げて提供。試しに熱々のまんじゅうを手で割ってみるとパリパリとした表面から心地よい音。口に入れるとサクサクとした爽快な音と熱で甘さが増したこし餡が絶妙。お腹に余裕がある方は是非こちらも注文してみてくださいね。

年末年始も営業します!

今回は11時〜14時までのランチタイムのメニューをご紹介しましたが、17時30分〜21時までディナータイムも営業。定休日は毎週月曜日となります。

甚目寺駅周辺には夜遅くまで営業する飲食店がなかなかないので地元のお住まいの方には日本酒や焼酎などのお酒とお蕎麦をはじめとするお食事を楽しんでもらいたいとディナータイムは蕎麦以外のレギュラーメニューやホワイトボードに書いた日替わりメニュー、食材があれば日替わりにも無いもの、子どもさんや蕎麦アレルギーの方に向けたメニューも相談にのりますとの事でした。

年末年始の営業も営業。1231()のディナータイムは1730分~終了時刻は未定、11()の営業は昼のみ(11時~14時)と変則的になりますが2()からは昼と夜の通常営業。お正月休みは14()18()ですのでお間違えなく。

MAP

場所 あま市甚目寺東大門9.-1
営業時間 11時〜14時、17時30分〜21時
定休日 月曜日
支払い 現金のみ
公式サイト 「古民家蕎麦処 甚目寺ノ龍三郎」公式ホームページ
「古民家蕎麦処 甚目寺ノ龍三郎」公式Instagram
「古民家蕎麦処 甚目寺ノ龍三郎」公式X