1年あまりの営業ののち閉店となった新栄のフレンチスタイルサンドイッチ専門店『shapes』。
その跡地になんと新たなラーメン店『豚そば 鬼麺組(きめんぐみ)』が2017年1月10日(火)にオープンしたというので、早速行ってきました。
驚きの様変わり…かと思いきやそうでもない部分もあったりなんかして、いろいろと興味深いお店となっておりますので、ぜひレポートをご覧ください。
新栄交差点の南、黄色いポップな看板がオシャレな雰囲気を漂わせていたshapesはなく、すっかりラーメン店の外観に。
ああ、最後にもう一度、あの上品でオシャレな空間を味わいたかったな〜…などと思いながら、
中に入ってみると…
ちょ、内装shapesまんまじゃん!!!!
え、ここラーメン屋さんですよね!?間違えて入ったかな…???
え、すてき…まんま上品でオシャレな空間だし!!
それもそのはず、こちらのお店、実はshapesと同じく、
本山のフレンチレストラン『コカブフレンチ』様の新業態なのです!!!!
フレンチからラーメンとはこれまた華麗なる転身そのものですね〜。
ラーメン店としてはあまりにも優雅すぎる空間。ビールのポスターが額装されているのを初めてみました。
ラーメン屋さんに必須のティッシュがソファの上に置かれているのもシュールです。
気になるメニューはというとこんな感じです。
◆豚骨鬼麺そば(魚介風味のとんこつラーメン)…730円
◆鶏だし中華そば(醤油ラーメン)…680円
◆名古屋八丁味噌ラーメン(味噌ラーメン?)…850円
◆鬼カリーまぜそば…830円
◆鬼カリーダブル肉まぜそば…1,230円
(鬼カリーまぜそばはスプーン一杯の追い飯つき!)
うーん…
ここはスタンダードな「豚骨鬼麺そば」か、ネーミングがかなり攻めてる「鬼カリーまぜそば」かで迷いますね〜…
しかし皆様に記事としてお届けするわけですから、インパクトの方を取ってみます…
というわけで…
『鬼カリーまぜそば』!!!
“鬼カリー”という響きから、超絶激辛カレーでも出てくるのかと思ってドキドキしたのですが、
カレーの色からしてそんな感じではなさそうです。
名古屋名物「台湾まぜそば」然としたルックスですが、麺がまるでカレーうどんかのように極太です。
美しすぎる卵黄も思い切ってまぜまぜしてしまいます。
いったいどんな味なんだろー。
カレーの匂いというよりは、なんだかブラックペッパーのような匂いがします。
一口口にすると、極太麺のものすごいコシと、超絶クリーミーな舌触りに驚きます。
カレーと卵黄が素晴らしく麺へと絡みつき、あまりのまろやかさに全身がとろけそうです!!
カレーの味にはあまりパンチがありませんが、
だからこその海苔の風味であったり、ネギの鋭い辛みが際立っています。
そしてこちらの肉厚チャーシューがまたたまりませんね!
ここにこそフレンチの魂が現れているのか?と思わせるような、濃厚で和洋折衷感を漂わせる絶妙な味付け。
とろみよりも歯応えが重視され、それでいてカレーの世界観も壊していません。
なんだかんだで食は進み…
あっという間に完食!…
あ、そういえば、追い飯を追加するのを忘れていました。
ていうか、カレーはほとんど麺に絡んでしまいましたので、残りませんでしたね。
でも十分素晴らしかったです!
そんじょそこらのラーメン店では出せないような味の妙技を見せられたような気がします。
スタンダードな豚骨ラーメンも気になるところですね〜。
MAP
場所 | 名古屋市中区新栄1-6-16 |
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期間 | 2017年1月10日(火)オープン 営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:30)/17:00〜23:30(L.O.23:00) ※材料がなくなり次第終了です |
公式サイト | 豚そば鬼麺組(facebookページ) |