昭和区・いりなかに新たな菓子店『PORT HERCULE(ポールエルキュール)』が2017年10月1日(日)にオープンしました。
あまり目立たない場所ですが、スタイリッシュなブティックで、見た目もかわいらしく素材にもこだわりのある、大人が納得できるクオリティの高いフランス菓子を提供しているお店。早速伺ってみました。
海と空をイメージした小さなスウィーツブティック
「ポールエルキュール」がオープンしたのは、いりなかの東「隼人町」交差点を一本裏手に入った場所。
小さなお店ですが、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
“PORT HERCULE”とは、モナコに実在する景勝地「エルキュール港」のことですね。
地中海の海と空をイメージしたようなターコイズブルーの看板がビビッドです。
店内はブティックスタイルで、ショーケースには見た目にも美しいプティガトーの数々がずらり。
ショーケースの外にもタルトや焼き菓子が並んでいます。
店主の方は東山公園の人気店『ル・プレジール・デュ・パン』でパティシエを務めていた経験もあり、本格的なフランス菓子のスタイルをベースに、素材にこだわり健康的で美味しいスイーツを創り出しています。
店内にはイートイン用のテーブルも設置されていますが、こちらは2018年1月から利用可能になるとのことです。
今回はテイクアウトで気になる洋菓子をいくつか買ってみました。
芸術的なプティガトーの数々を実食。
『ムースロゼ』
非常に鮮烈なピンク色が目を引くお店の自信作。
優しい甘みの中にバラの香りがほんのりと香るムース。中の方には酸味のある木苺のクリームが隠れています。
『ガトーショートケーキ』
日本人に馴染み深いショートケーキをアレンジ。
ホイップが驚くほどふわふわで柔らかく、スポンジもしっとりめ。中にもイチゴが隠れています。
『タルトシトロン』
シナモンの香りのするふわふわのホイップの乗ったさっくりとしたレモンタルト。
口の中でほとばしるレモンの酸味は非常に刺激的。
『モンブラン』
一般的なモンブランとはかけ離れたルックス!
グラスの中にはふわふわのホイップとマロンクリーム、丸ごと三粒のマロンが入っています。程良くほうじ茶の風味のするメレンゲも乗って贅沢な一品です。
また、『フィナンシェ』などの焼き菓子もおすすめ。
芳醇なバターの香りとビターアーモンドの風味のバランスが良く、しっとりした食感が楽しめます。
透明なポール型のケースに入って、贈答用にもぴったりですよ。
まとめ
鮮やかで小ぶりなフランス菓子というと、少し甘めなイメージがありますが、こちらのお店は甘さも抑えめで食べやすいものが多い印象。
しかしながら、バラやローズマリー、シナモンやほうじ茶といった香りや風味づけで変化がつけられており、大人が好むスイーツが多いです。
また、多くのお菓子が天然の甘味料を使用しており、砂糖をあまり使用しない低糖質スイーツになっているとのこと。
店頭でも、すべてを砂糖で作ったものに比べたパーセンテージ表記がついているので参考にしてみてください。
※記事中の文章/画像に表記された価格は2017年10月時点のものであり、変更となる場合がありますので、ご了承ください。
MAP
場所 | 名古屋市昭和区隼人町6-5 ドミールS・K1F |
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オープン日 | 2017年10月1日(日) |
営業時間 | 9:00〜19:00 |
定休日 | 月曜日(不定休) |
公式サイト | PORT HERCULE |