【閉店】体にじんわり染みる“癒し系ラーメン” 『らーめん許々屋(ここや)』

グルメ 閉店

2020.06.22 閉店表記を行いました。

2019310日に中川区にオープンしたラーメン店『らーめん許々屋(ここや)』をご紹介いたします。

こちらの看板商品は「和風薬膳ラーメン」。
自然の恵みを受けた食材をたっぷりと使い体質改善が出来る“癒し系ラーメン”を味わえるお店です。

お店の魅力、そしておすすめメニューを存分にご紹介してまいります!

ラーメン通が注目するお店が中川区にオープン

お店の場所は中川区・千音寺。
店主は行列が出来る中村区の人気ラーメン店『拉ノ刻』で修行した経歴を持つ方で、2月のプレオープンの段階から既にラーメン通の方からは注目されていました。

どこか懐かしさを感じるレトロな看板やカジュアルで清潔さを感じる店内は女性も入りやすいデザイン

座席は全部で13席
カウンター席が7席、4人がけテーブルと2人がけテーブルが1卓ずつ並びます。

そして駐車場は全部で6台
お店の正面に2台、裏の路地を入ってすぐの場所に4台と車でのアクセスが非常に便利です。

特徴は何と言っても体にやさしい“和風薬膳ラーメン”

『らーめん許々屋(ここや)』の名前の由来は、心の許(もと)に根づいたラーメン店になりたいという思いから。
そのため、体だけでなく心にもやさしい「和風薬膳ラーメン」を看板商品にしています。

和風薬膳というと「漢方でも入っているのか?」と思ってしまいますが、東洋医学の考え方(医食同源)をもとに崩れた体のバランスを早く整える、日本人の味覚や体質に合わせアレンジした食事のことを言います。

和風薬膳ラーメンに使用するスープの核となるのは大量の玉ネギ

玉ネギは血液をサラサラにし肝機能を高める働きがあります。
他にも体内で合成出来ない必須アミノ酸を全て含むかつお節や、ニンニク、鶏ガラ、豚骨、干魚、昆布など自然の恵みをバランス良く組み合わせ、長い時間かけ火加減を何度も調整しながら食材の栄養をたっぷり抽出しているそうです。

券売機で食券を購入し早速実食!

「和風薬膳ラーメン醤油」からいただきます!

和風薬膳ラーメンの味は醤油と味噌の2種類。まずは醤油からご紹介します。

こちらの写真は「和風薬膳ラーメン醤油+メンマ増し」(750+200円/税込)

それでは気になるスープからゆっくりと一口。
あっさりとした醤油の味わいで、ゆっくりと喉を通すとじんわりと体の中に染み入っていく感じがします。

麺は修行先の「拉ノ刻」で製麺されたものを使い、チャーシューはジューシーな味わいの三河もち豚を使用。
そしてボリュームたっぷりの太めのメンマは柔らかく、食べ続けても飽きのこない味付けです。

和風薬膳ラーメン醤油のお楽しみはここで終わりません。

テーブルの上にある自家製の高麗人参酢ラー油を使用し段階的に味変を楽しむ事が出来ます。
高麗人参酢はスープがさっぱりと変化し活力の向上に、次にラー油を加える事で酸っぱ辛く変化し胃腸機能の向上へと繋がります。

こうした段階的な楽しみ方によって、栄養がたっぷりと抽出されたスープを最後の一滴まで飲み干すことができます。

「和風薬膳ラーメン味噌」は新トッピングとのコラボで実食!

次にいただいたのは同じスープを使った「和風薬膳ラーメン味噌 普通盛」750円/税込)。

糀を多く用いた「志まやの御膳みそ」や、血液サラサラ・活性酸素を除去・便通改善・喉の通りを良くするといった効果を持つ「黒大豆味噌」など3種類の味噌をブレンドしたタレを使用したラーメン。

スープは味噌の甘さとコク深さを感じ、醤油とはまた違った味わい。

ここに5月から新登場したトッピング「ピリ辛ネギチャーシュー」250円/税込)を加えてみました。

これは相性抜群!
味噌に唐辛子とネギ。合わない訳がありません!

勢いよく食べきってしまいそうですが、ここで当編集部オススメの食べ方をご紹介します!

ライス(ランチタイム時は無料、夜は150円/税込)にピリ辛ネギチャーシューを乗せ、味噌スープを少しかけて食べるとこれが美味しい!!!
味噌×唐辛子×ネギ×ご飯のカルテット。辛いのが得意な方は是非お試しください!

器に開くピンク色の大輪の花『濃厚たまり中華そば』も実食!

つづいて紹介するのは、「濃厚たまり中華そば レアチャーシュー麺」1,150円/税込)。
写真映えの凄さとたっぷりレアチャーシューを食べ終わった時の満足感で満たされる、数量限定の人気メニューです。

たまり醤油の中でも高級品レベルの『底引きたまり』を使用
豚骨を煮立たせずやさしく丁寧に時間をかけて炊いた豚清湯(ぶたちんたん)スープとの合わせ技は重すぎず辛すぎない味わい。

またスープの仕込みの段階で一緒に炊いた背脂をお好みにあわせて(なし、少なめ、普通、多め)加えることが出来ます。
背脂たっぷりが大好きな方はトッピングで『鬼あぶら』100円/税込)もありますので一緒に券売機で購入しましょう。

そしてなんといっても注目ポイントは、器に開くピンク色の大輪の花・レアチャーシュー

地元愛知の人気ブランド豚「知多ハッピーポーク」を低温調理したものを使用。
枚数がたっぷりあるため、そのまま食べたり、スープに少しの間入れて少し加熱したりと、様々な楽しみ方が出来ます。

【2019年12月30日追記】
隠された実績を発揮!新メニュー『塩らーめん』は店主渾身の一杯

2019年11月6日より初登場した新メニュー『塩らーめん』(850円/税込)
メニュー名こそシンプルですが実は隠れた実績が発揮された一杯になっています。
ラーメン店を始める前は名東区で根強いファンを抱える創作焼鳥店を経営していた実績を持つ店主。素材や味は当然さることながら食感や盛り付けの美しさなどにもこだわった一杯になっています。

帆立、スルメ、昆布、どんこ椎茸など山と海の幸を合わせたかえし(タレ)と豚清湯(ぶたちんたん)をベースに作られたスープは最初の一口目からふくよかな香りが広がります。
麺は『拉ノ刻』さんの自家製麺を使用し、つるっとした食感。
具材の花形となるのは人気のレアチャーシュー。スープの熱が入りすぎないよう折り方にも工夫されています。また白髪ねぎはスープに浸かり噛みごたえ悪い塊にならないよう蓮根を浮き輪代わりにしています。

和食のようなラーメンをいただいているかのような丁寧なラーメンですのでスープまでしっかり味わいたい!という方にオススメなのが和風薬膳ラーメン醤油でも使用した味変アイテムの高麗人参酢。スープの旨味は飲み続けると口の中が濃くなってしまいますのであっさり風味に変化させる事で最後まで楽しめます。

サイドメニューも豊富

どのラーメンも具材へのこだわりが随所に見られるので全種類制覇はもちろん、トッピングとの組み合わせもいろいろと試してみたくなるお店です。

またご飯メニューも人気のチャーシューを使用した「炙りチャーシュー丼」(500円/税込)や「まかないチャーシューごはん」(250円/税込)などがあり、たっぷり食べたい方にも嬉しいラインアップ。

左が小ラーメン、右は「和風薬膳ラーメン醤油」普通盛

また紹介したラーメンは小ラーメンという麺の量が半分になったサイズも用意。
小さな子どもやお年寄りの方、少食な方は是非こちらを注文してみてくださいね。
価格は塩らーめんが550円(税込)で他の3種類は450円(税込)となります。

お店の場所は主要道から脇道に入った知る人ぞ知る場所

お店の場所は、東名阪自動車道「名古屋西」インター近くの脇道。
出光のガソリンスタンドやコメダ、ダイソーの手前にあります。

名古屋西インターから一般道に降りるスロープからは1つ目の信号を直進した後に2つ目か3つ目の信号からUターンをし、さらに左前にダイハツのディーラーを目にする新家横枕交差点をUターン。ローソン過ぎた所の脇道に入ってお店を目指す形になりますのでお気をつけください。

営業時間は1030分からと朝ラー好きな方にも嬉しい時間
14時までランチタイムは営業し、ディナータイムは1730分~20時まで(2020年3月4日より営業時間短縮)とこの地域では珍しく遅い時間まで営業してくれています。

定休日は毎週火曜日毎月22日となります。

MAP

場所  〒454-0971
愛知県名古屋市中川区富田町大字千音寺間渡里2826−1
営業時間  10:30〜14:00、17:30〜20:00
定休日  毎週火曜日・毎月22日
オープン  2019年3月10日
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