フレンチのオーナーシェフが作る担々麺専門店！新栄『担々麺 威風堂々』に行ってきた。

池下の人気フレンチ『A.O.C.LeMonopole』のオーナーシェフが作る担々麺とは？

中区新栄3丁目、飯田街道沿いに店を構える『担々麺 威風堂々』。お店の駐車場はありませんのでお車でお越しの方は近くのコインパーキングをご利用ください。

大きく担々麺と書かれた文字と火を吹く龍がプリントされたタペストリーが掲げられており、ビシビシと鬼気迫る外観。打って変わって店内はカウンターやテーブルの上には何もなくスッキリと清潔感で好印象。

笑顔で迎えてくださったのは池下の人気フレンチ『A.O.C.LeMonopole』オーナーシェフの田淵さん。ラーメン好きで数多くのラーメン店を食べ歩いたフレンチシェフが作る担々麺とあって期待高まります。

担々麺＋前菜の担々麺スペシャルセットを注文！

今回注文したのは担々麺と選べる前菜がセットになった「担々麺スペシャルセット」（1,380円／税込）。

選べる前菜は棒々鶏（バンバンジー）・雲白肉（ウンパイロウ）、麻婆豆腐（マーボードウフ）、辣子鶏（ラーズージー）の4種類。その中から今回は辣子鶏（ラーズージー）を注文しました。

どうですか！この見た目のインパクト！見事なまでの唐辛子マウンテンに思わず写真を撮りたくなります。

ちなみに辣子鶏（ラーズージー）は四川料理の代表的な料理の１つでもあり、大量の唐辛子と花椒とネギを鶏肉の唐揚げに絡めながら炒めた料理。

唐辛子をかき分け鶏肉の唐揚げを取り出すと唐辛子の種や花椒が絡み思わずゾクゾクします。覚悟を決めて口に運ぶと程よい辛さでビール片手に食べたくなりますね！ちなみにお店では神泡のザ・プレミアム・モルツの生ビール（500円／税込）を注文することも出来ます。

大量の唐辛子は香り付けなので唐揚げを楽しみながら合間にネギをいただく食べ方になります。（唐辛子を食べてみましたがやっぱり辛かったです）

担々麺は汁あり2辛でいただきます！

威風堂々さんでは担々麺は“汁あり”と“汁なし”が選べます。

そして辛さは控えめの１辛、オススメの２辛、辛さ強めの３辛と続き、激辛ファイターに向けたメニューとして４辛、５辛、鬼辛MAXと続きます。５辛でも２辛の１０倍近くの辛さ、鬼辛MAXになると計測不能で辛さ自慢でもあまりの辛さに舌巻いてしまうほど。これまで激辛ファイターの戦場としては身を潜めておりましたが、今後はもしかして…という期待も。

当編集部では〝おいしくいただける”人気の汁あり２辛で注文しました。

当然ながら真っ赤なスープのインパクトに加え、意外だったのが真っ白なチャーシュー。担々麺と言えばひき肉を使った形がおなじみですがあとで紹介するこの真っ白なチャーシューがいいお仕事をしてくれます。

麺はメニューの個性を引き立たせるためにメニューによって異なる麺を使っており、この汁あり担々麺では北海道から特注で取り寄せている中細ストレート麺を使用。

真っ赤なスープに浮かんだカシューナッツやピーナッツが麺にスープとともに絡みます。ちなみに辛いラーメンをすするとむせてしまうという方はすすらないで箸で口に送りながら食べてみてくださいね。辛いラーメンを上手に食べるコツです！

次は気になっていた真っ白なチャーシューへ。

岐阜県瑞浪市のボーノポークを使い、スチームコンベクションオーブンで作られた塩チャーシュー。田淵さんは「煮ないで焼いて作るスチームコンベクションオーブンを使ったチャーシューはどこでもありますよ」と謙遜しておりましたが、真っ白い塩チャーシューの見た目の美しさ、厚さがありながらも口に入れるととろける感動はラーメン丼片手にフレンチの世界へ誘う心地よさを与えてくれます。

トッピングで塩チャーシュー（200円／税込）をつける事ができますのでたっぷり味わいたい方は是非そちらもどうぞ。

期間限定ラーメンで毎月通いたくなるお店！

担々麺の専門店ではありますが、チャレンジングな田淵シェフ。毎月のペースで新メニューを開発し、期間限定ラーメンとしてInstagramでは“田淵語録”と共に楽しく紹介しています。

パンチのあるガツン系の担々麺とは違ったフレンチの風薫る担々麺。女性も入りやすいように紙エプロンの準備もございますので是非どうぞ。

営業時間はランチタイムが11時30分〜14時まで（12時〜13時は混雑するそうです）、ディナータイムが17時30分〜22時まで。ラストオーダーは営業時間中でOKとの事でした。定休日は毎週月曜日と第2日曜日となりますのでお気をつけください。