3つの人気店が協力して生まれたラーメン屋『柳橋さんりょう』がオープン。

柳橋中央市場そばの新たなラーメン屋

お店の場所は「柳橋中央市場」東側の西柳町線沿い。
外壁と扉の組み合わせが高級寿司店や割烹を思わせる上品な店構え。

駐車場は提携含めて用意されていないので、お車の方は周辺のコインパーキングを利用してください。

内装も和食店のように洗練されています。

壁に飾っている花はなんと生花。
こまめに入れ替えており、移り変わりゆく季節を店内で楽しめるようにしているんです。

客席数は計20席。
テーブルとカウンターに分かれているため様々なシチュエーションに対応してくれそう。

券売機で食券を購入してから着席する流れ。

基本のラーメンは3種類。
その中でも米麹味噌と八丁味噌を使用したもので分かれています。

トッピングの味玉、特製盛り、贅沢盛りを含めて4段階で、内容に期待が高まる価格帯。

伊勢志摩産あおさの味噌らぁめんを実食！

まずは「伊勢志摩産あおさの味噌らぁめん～米麹味噌仕立て～ 味玉のせ(￥1,400)」をお願いしました。

チャーシューはバラとロースの2種類。
低温調理ということもあって、どちらもしっとり柔らかくジューシー。

その他の具材はゴボウチップス、ミョウガ、姫三つ葉、ネギが盛りつけられています。

米麹味噌を使ったスープは全体的にまろやかな優しい甘み。
ベースは豚骨と鶏ガラをじっくり炊き、煮干しと野菜で整えているため旨味がありながらも飲みやすい仕上がりです。

伊勢志摩産あおさをスープに溶かせば、香り・風味ともにグッと豊かになる変化もたまりません。

麺は北海道産小麦「きたほなみ」や「春よ恋」などを独自配合し、全粒粉も加えた中太麺。

表面はツルッとしなやかでもっちりした食べ応え。
スープのコクのある旨味・香りを纏って小麦の風味も残ります。

全体的に重たすぎず、あおさの香りによって上品な印象でした。

2,500円の高級ラーメンとは！？

奮発して「牡蠣味噌らぁめん～八丁味噌仕立て～ 贅沢盛り(￥2,500)」をオーダーしました。

具材と小料理を盛りつけたお皿がラーメン容器の蓋になっています。

お皿を取り外すと味噌と牡蠣による良い香りがフワッと漂います。

具材の広島牡蠣は低温調理してから味噌で和えているそう。
その他は先ほどと同じく低温調理チャーシュー2種類(バラ、ロース)、ゴボウチップス、ミョウガ、姫三つ葉、ネギを盛りつけています。

スープはかなりとろみがあって濃厚。
八丁味噌の奥深さ・風味に加えて、牡蠣の凝縮された旨味・香りも詰まっています。

具材の牡蠣を溶かしてパンチを増していくのもオススメです。

独自配合の中太麺はこちらのスープでも相性抜群！

とろみがある分、味噌と牡蠣の美味しさ・香りをしっかり纏ってくれます。

そして贅沢盛りのご紹介。
細かな内容は変更される予定があるため参考程度にご覧ください。

この日は牡蠣フライ自家製タルタル、海老と大葉の春巻き、牛タンの低温調理、お刺身、篠島産わかめ、吉良農場直送旨味玉子が盛り合わせになっていてかなり豪華。

ラーメンのトッピングというよりも、一品料理盛り合わせ、お酒のアテとして楽しめそうです。

一般的なラーメン屋さんと比べるとワンランク上の価格帯ですが、品質・空間・接客の全てにこだわりを感じました！

3つのお店[ライトニングファイヤー／つけ麺 らーめん すぐれ／麺家 半蔵]が協力して生まれた『柳橋さんりょう』は、愛知県のラーメン業界をさらに盛り上げる新星となりそうですね。