【閉店】納屋橋『ユジェンズキッチン』で味わうしびれる辛さの本格中華。

堀川・納屋橋西岸にオープン！モダンな内装の本格中華料理店

「ユジェンズキッチン」がオープンしたのは、堀川・納屋橋の西岸、ちょうど広小路通と交わる角にあたる場所。

中国・東莞市に本店を持ち、日本国内には東京・蔵前に進出済みの中華料理店『漁見（ユジェン）』がプロデュースするお店。
本場中国でも絶賛される郷土の中華の味が、ここ名古屋でも食べられるようになったんです！

店内に入ると、既存の中華料理店のイメージとは違い、中華っぽい要素を残しつつモダンな内装になっているのが特徴的。
中二階と半地下っぽくなっているフロア構造もおしゃれです。

通常のテーブル席のほか、ソファー席も用意。
高級中華店のようなラグジュアリー感は抑えめなので肩肘張らずカジュアルに使えそうです。

堀川沿いのロケーションを利用したテラス席も、天候の良い日には利用したいですね！

ランチタイムのメニュー

今回はランチタイムに伺ったので、ランチのメニューを中心にご紹介していきます。

ライス・スープ・デザートがついてくるセットメニューが多く、1,000円に収まるランチがあるのも嬉しいところですね。

名物メニューをいいとこどり！「レディースランチ」

まずはお得感たっぷりの『レディースランチ』（1,480円）をご紹介。

2種の特製麻婆豆腐に加え、蒸し鶏、サラダ、小籠包、ライス・スープ、そしてデザートの杏仁豆腐までついてくる、まさしくいいとこ取りランチです。

蒸し鶏はディナータイムに提供されているメニュー『丸鶏の香り生姜ソース添え』のミニバージョン。
やわらかい鶏の肉質と、生姜とネギを合わせた特製ソースが◎です。

小籠包は皮が薄めで、中のお肉もやわらかいです。

そして赤と白の2種類の麻婆豆腐ですが、まず立ち込める香りがすごい！

コクのある辛味と酸味が本格的な王道の麻婆豆腐といった感じの赤の麻婆豆腐に対して、白の麻婆豆腐は青山椒の味がガツン！とくるまさにしびれるような辛さの一品。
辛さの刺激とともに山椒の香りが鼻腔から頭のてっぺんに突き抜けていくような感じもします。

名物メニューをラーメンに。しびれる辛さの『酸采魚麺セット』

そしてお次はユジェンズキッチンで最も注目したいランチメニュー！
『酸采魚（サンツァイユ）麺セット』（1,280円）です。

こちらはディナータイムの名物メニュー『老伝酸采魚（ラオタンサンツァイユ）』をスープに仕立てたアレンジラーメン。

そもそも「酸采魚」という料理自体日本ではあまり馴染みがありませんが、これは魚と高菜を煮込んだスープに、たっぷりの唐辛子と花椒を加えた四川の郷土料理なんですね。

麺は細麺で、あっさりしつつ魚の香りがふんわり香る飽きのこないラーメン＋ちょっとだけピリ辛って感じかな〜と思っているとところがどっこい、食べ進めているうちに恐ろしいまでのしびれる辛さが襲ってくるのです！！

しびれる辛さの原因はやっぱり花椒！中央にのっている小さいツブツブですね。

山椒にも近い味ですがもっと香りとしびれ感が強烈！
そもそも唐辛子もそこそこな量入っているのにそれをも忘れてしまうほど花椒の主張がすごいです。

このしび辛感を上手く例えられないんですが、あえて言うなら脳の隅っこで眠っている何かが覚醒しそうな感じ？？です。
なかなかの新感覚なので辛いもの好きの人には激推ししたいですね！

多彩なメニューが揃ったディナータイム

ディナータイムにはしびれる辛さの四川料理、日本人にも馴染みの深い広東料理を中心に中国全土の一品料理たちが幅広いラインナップで提供されています。

その中でも一番おすすめはやはり『花椒香る老伝酸采魚（ラオタンサンツァイユ）』ですね。
辛味、酸味、しびれの3方向からの味わいのインパクトを体感してみてください。

また紹興酒、杏露酒をはじめとする中国酒のほか、ビール、日本酒、ワインなどアルコール類も多数なので飲み系ディナーにもバッチリ。

唐辛子／スパイス系の辛さが好きな方や、パクチー好き女子など辛いもの好きにぜひおすすめしたいお店。
ランチやディナーで次世代の辛さを体験してみてください！！

※メニューや価格等の情報は2019年7月時点のものであり、変更となる場合があるのでご了承ください！