桜山『ぶた いながき』の超肉厚ジューシーとんかつがヤバすぎた…

和風空間で味わえるとんかつ界の新星・桜山に爆誕！

やってきたのは、地下鉄桜通線「桜山」駅6番出口から徒歩4分の場所。
大通りからかなり中の方に入りこみ、周囲は閑静な住宅街といった様相。

ちなみに斜め向かいには人気の焼き菓子店『サロン・ド・テ・ルルー』もあるので目印にするといいかもしれない。

店舗前に2台分の駐車スペースがあるが、はっきり言ってすぐ埋まってしまうので、車での来店の際は周辺のコインパーキングをあてにしたようが良さげだ。
なお、周辺は一方通行の道路に囲まれている点にも注意が必要。

元々和食店だったところの居抜きのようで、店内は純和風な雰囲気。
カウンター、テーブル席に加え奥には座敷席も。

ちなみに、イタリアンからとんかつ屋に転身したシェフが手掛けているとのことで、どことなくスタイリッシュで上品な空気感が漂っている気がしなくもない・・・

メニュー

メニューはこんな感じ。

ロースとヒレがそれぞれ特上と上の2ランクに分かれ、プラス別添えの味噌というシンプルなメニュー構成。
ただそこにメンチかつ定食が何気に混じっているのがポイント。

厚みに驚き！「上ロースかつ定食」を実食！

まずは最もスタンダードかと思われる『上ロースかつ定食』から実食。
定食はカツ+キャベツに加え、ごはん、味噌汁、漬物という構成。

二枚に分かれた葉っぱ型の小皿にはとんかつソースと岩塩が。

味噌汁はよく見ると普通の味噌汁ではなく豚汁！
しかもむちゃくちゃ具だくさん！！
これは意表を突くお得感っ！！！

そして主役のロースかつ。
一切れだけ始めからピンク色の断面を上に向けてあるのが挑発的。
さながらステーキの如き分厚さだが、こんだけ分厚いのにレアというのも驚き！

とりあえず何もつけずに一切れ味わってみると・・・

噛めば噛むほどに、香ばしい「甘み」が押し寄せてくるっ！！

豚肉でこんなにぎゅーっと旨みが詰まっているものに出会うことはそうそうないのではないか？
脂も多少あるがさらっとしていて丁度いいバランス。
レアなのに臭みもなく、分厚いのに丁寧に仕上がっているのに驚き！

衣もおもわず「薄っ！」とツッコんでしまいそうな薄さで、サクサク食感がたまらない！！

ガッツリ肉厚の「上ヒレかつ定食」を実食！

つづいて『上ヒレかつ定食』。
定食の内容はロースと同じ。

こちらもダイナミックすぎるサイズ感！
断面のピンクがロースよりさらに濃厚な気がする・・・

食らいついたときのガッツリ感がハンパない！
肉厚の弾力はロースよりも上。さらに脂が少ない分噛むごとに広がる肉の旨味がよりダイレクトに感じられる。
また、よくあるパサつき感もゼロだ。

これは・・・
「豚うめぇ…」と言わざるを得ない！！！

さらに別添えの「味噌」（100円）もオーダーしてみたのでつけて食べてみる。
甘〜くてとろっとしたタイプだ。

ただ、正直味噌はいらなかったかも・・・？？

というのも、とんかつ自体がホントに旨いやつなので、岩塩だけで食べるのがベストな気がするのだ。

ただ、カツの横には辛子がモリモリっとついているので、名古屋名物味噌カツの王道「味噌+辛子」で味わいたくなるのも道理。
このあたりは人によって好みが分かれるところだと思うので、ソースも含めいろんな味わい方をまず試してみるのがおすすめだ。

総括

前評判どおりなかなかのヤバさ！！
ロースもヒレもさっぱりジューシーな肉の旨味が存分に味わえるが、やや脂っぽいのが好きな人はロース、よりさっぱりなのが好きな人にはヒレがおすすめ。

今回は「上ロース」「上ヒレ」をオーダーしてみたが、さらに上のランクの「リブロース」「特上ヒレ」はどれほどのものなのかと、想像するとゾクゾクっとしてしまう…！
しかも、なにげにあるメンチかつも気になるしっ♪

これは再訪したいと思うところであるが、実はこちらのお店、予約は受け付けていないとのことなので、これは行列店の予感。。。！
混雑を避けるにはとりあえず開店直後の入店が狙い目！善は急げっ！！

※メニューや価格等の情報は2019年9月時点のものであり、変更となる場合があります。