伏見のレトロ純喫茶『珈琲処カラス』で「孤独のグルメ」にも登場した名物あんトーストを食べよう。

「孤独のグルメ」にも登場！時の止まった老舗レトロ喫茶店

お店がある場所は、地下鉄東山線／鶴舞線「伏見」駅6番出口から徒歩およそ4分。
「三蔵」交差点から西へ少し歩くと見えてきます。

灯のともるランプ、ネオンサイン、なんともハイカラなカラスのイラスト…
見るからに古い喫茶店の佇まいですが、それもそのはず、こちらのお店は創業から50年近く経過する老舗店なんです。

中に入るとクラシカルな雰囲気とモダンな雰囲気が同居する素敵な空間。

2018年末に放送されたドラマ「孤独のグルメ」名古屋編で舞台となったことでも話題になりました。

ランプシェード、アンティークな置物、レンガづくりの壁など店内の装飾には注目したいポイントがいっぱい。

店内の壁にいくつも飾られた古時計にも注目。
どれも針が止まっており、まさしく時の止まった空間を象徴しているかのよう。

奥にはなつかしのインベーダーゲームのテーブル筐体もあり、どの席についても素敵な雰囲気を堪能できますよ。

甘さのハーモニーがたまらない！名物「あんトースト」

このお店の名物メニューといえばコレ！『あんトースト』（450円）。
前述の「孤独のグルメ」の中でも、主人公の五郎さんが味わっていたメニューです。

山型の食パン2枚分のトーストに、あんこをサンドしたスタイルが特徴。
ボリューム感もなかなかです。

そして大きなポイントは、あんこと一緒に生クリームがサンドされている点。
この生クリームが独特のまろやかさ、そしてあんこの甘さに広がりを与えてくれているんです。
トーストのサックリした食感もたまりません！

もちろん深煎りのブレンドコーヒーとも相性ぴったり。
ほっと一息つける時間を過ごせますよ。

ちなみに平日の開店〜10時までは名古屋の喫茶店の定番でもあるモーニングセットを提供。
ドリンクを注文するとトーストとゆで玉子がついてきます。

こだわりの特製カレーにも注目

他にもフードメニューでは『カラス特製カレー』（600円）も人気。
こちらは11時30分からの提供となります。

“ザ・喫茶店カレー”ともいうべきルックス。
かわいいお皿や紙ナプキンに包まれたスプーンにも心躍ります。

牛すじ肉と玉ねぎを長時間煮込んだお店の特製の味。

甘口かな？と思いきやそうでもなく、しっかりとスパイスが効いている感じ。
しかしながら玉ねぎの甘さでちょうど良いバランスになっており、誰もが食べやすいお味になっていますよ。

フードは他にも焼きそばやオムライス、たまごやハムのサンドイッチも提供されています。

古き良き香りに包まれて、居心地も良くついつい長居したくなってしまうお店。
おしゃれなカフェとは一味違う純喫茶の魅力をぜひとも堪能してみてくださいね。

※メニューや価格等の情報は変更となる場合があります。