長久手市 愛・地球博記念公園内に2022年11月1日(火)開園した『ジブリパーク』。
2023年11月1日(水)にオープンした第2期エリア「もののけの里」に加え、2024年3月16日(土)オープンの新エリア「魔女の谷」の紹介と第2期エリア完全オープンに伴う新たに登場した全エリアが回れるチケット情報も加えご紹介させていただきます。
2024年3月オープン第2期エリア『魔女の谷』の店舗・レストランの情報がついに発表!
今回2023年11月にオープンした第2期エリア『もののけの里』と2024年3月にオープンする『魔女の谷』を一緒にご紹介いたします。特に注目するのはレストラン。これまでジブリパークにはジブリの大倉庫内に『cafe 大陸横断飛行』、愛・地球博記念公園 北口に『ロタンダ風ヶ丘』が営業していました。今回紹介する『魔女の谷』にはこれまでのカフェスタイルの店舗ではなくレストランがついに誕生します。
もののけの里
第2期エリアとして2023年11月1日(水)にオープンした「もののけ姫」をイメージしたエリア『もののけの里』。愛・地球博記念公園で里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接し、一体となった景観が広がります。
草屋根が敷かれたタタラ場をモチーフにした体験学習施設「タタラ場」では炊いた米をつぶして串に巻きつけ、タレをつけて焼いた、愛知県など中部地方の山間部を発祥とする郷土料理 五平餅の炭火焼体験(1名 税込1,200円(餅1本+特製タレ1種類)、所要時間20分程度)が出来ます。
タレの味は定番のくるみみそ、しょうゆの他に宮崎吾朗監督お気に入りのナポリタンも販売。タタラ場の裏には実際に炭を焼くことができる「炭焼き小屋」もあります。
作品に登場するキャラクター 「乙事主(おっことぬし)」をモチーフにした遊具で、全長約7.6m、高さ約3.4m。白い毛並みをカラフルなタイルや玉石で表現しており、背中部分は滑り台になっています。滑り台の利用対象は小学生以下となり雨天時は利用出来ません。
作品に登場するキャラクター「タタリ神」を模した全長約9m、高さ約2.8mの巨大なオブジェです。カラフルなタイルで彩られています。 また、近くにはエミシの村にある「物見やぐら」があります。ちなみにタタリ神と物見やぐらには登ることはできません。
乙事主やタタリ神のマスコット、干し肉をはじめとした「もののけの里」にちなんだオリジナル商品に加え、ほっとひと息付ける飲料を取り扱っています。エリアの雰囲気に合わせた石置屋根仕様になっており、2005年開催の愛知万博(愛・地球博)の頃「サツキとメイの家」隣に建てられた管理棟を移築したものとなります。
魔女の谷(2024年3月16日開園)
3月16日(土)開園予定の『魔女の谷』は作品「魔女の宅急便」、『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった魔女の作品をイメージしたヨーロッパ風のエリア。実際の写真をお伝えする事が出来ないため完成イメージでご紹介いたします。
「オキノ邸」は映画『魔女の宅急便』の主人公キキが育った庭園が広がる家。キキの部屋やキキの母親コキリが働く魔女の店があります。
「グーチョキパン屋」は映画『魔女の宅急便』に登場するパン屋です。実際にパンが並び、購入できます。主人公キキや黒猫ジジが寝泊まりした屋根裏部屋の観覧もできます。
「ハウルの城」は映画『ハウルの動く城』に登場する生きもののような形をした高さ約20mの城。ハウルの城の前には荒地が広がり、建物の中には大きな炉のある居間やハウルの寝室などがあります。遠くからでも見てわかるエリアのランドマーク的存在です。
「ハッタ―帽子店」は映画『ハウルの動く城』の主人公ソフィーが切り盛りする帽子店。ソフィーの作業場をのぞくことができます。
「魔女の家」が映画『アーヤと魔女』の主人公アーヤが引き取られる家。建物の中には魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などがあります。
「飛行機乗りの塔」は映画『天空の城ラピュタ』のパズーや映画『魔女の宅急便』のトンボのような空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした子ども向けの遊び場です。
「メリーゴーランド(写真上)」「フライングマシン(写真下)」は“年に一度、村にやってくる移動遊園地”をイメージした遊具。スタジオジブリ作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾しています。利用は「メリーゴーランド」が3~12歳 500円、大人 1,000円。「フライングマシン」が3~12歳 500円、付き添いの大人500円(大人のみの利用はできません)と別途料金がかかります。
「空飛ぶオーブン」は魔女の谷の入口にあるレンガ造りのジブリパーク初のレストラン。パイやキッシュなどオーブン料理を中心に提供し、店内でお召し上がりいただきます。パイと聞くとあの“ジブリ飯”が登場するのか?と期待が高まってしまいますが、詳細が発表になるまでお楽しみに。
この他に外観が未だ発表になっていないものもあります。
まず1つ目は「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」。アツアツの巨大なソーセージを小ぶりなパンで挟んだホットドッグが名物の店舗。ホットドッグというと三鷹の森ジブリ美術館にあるカフェ麦わらぼうしの人気商品「麦わらぼうしのホットドッグ」を思わずイメージしてしまいますが、詳細は発表になるまでお楽しみに。ちなみにホットドッグはエリア内のベンチなどでお召し上がりいただきます。
2つ目はグッズショップ「13人の魔女団」。魔女の谷オリジナルのグッズをそろえたショップで、個性的な棚に魔女の谷の建物や展示などをモチーフにした多彩な商品が並びます。
未発表のものは情報が入り次第お伝えいたしますのでお楽しみに。
猫の城遊具
『稲楼門』からもののけの里に向かって徒歩5分の場所に『猫の恩返し』に出てくる猫王の城をモチーフにした遊具『猫の城遊具』が2023年8月4日(金)にオープン。滑り台や迷路、ターザンロープなどを楽しめます。利用対象は小学生以下の子ども(未就学児は保護者の同伴が必要、平日は中学生以上は入場可)です。
その他、利用時間・チケット情報・遊具別対象年齢等詳細は愛・地球博記念公園ホームページにてご案内しておりますので前もってご確認ください。
名古屋情報通でGoogleマイマップを作成してみました
愛・地球博記念公園内のどこに各エリアやスポットが配置されているのかが確認出来るGoogleマイマップを作成しました。各エリアだけでなくチケットが無くても利用出来るスポットや駐車場なども案内しております。またこのマイマップにはジブリ作品のオブジェと並んで座れるベンチも当編集部が発見したものから全15箇所のうち2箇所のみ案内しております。他は…皆さんで探してみてくださいね。難易度が様々ありとっても楽しめますよ。
5つ全てのエリアをまわることができる「ジブリパーク大(おお)さんぽ券」が登場!
最後にチケットの詳細についてご紹介。
チケットは2024年3月分からこれまでのエリアごとのチケットから「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」5つ全てのエリアをまわることができるチケット『ジブリパーク大(おお)さんぽ券』『ジブリパーク大(おお)さんぽ券プレミアム』の2種類と、「ジブリの大倉庫」を除いた『ジブリパークさんぽ券』へ変更。チケットの購入は先着一部エリア予約日時指定の予約制となります。販売はオンラインチケット販売サイト「Boo(ブー)- Woo(ウー)チケット」にて。先着販売はオンラインチケット販売サイトの他に全国のローソンやミニストップ店頭の「Loppi(ロッピー)」からも購入出来ます。
毎月10日の14時に2ヶ月後の先着販売(2024年3月は2024年1月分の先着販売)となります。
また毎月27日は「愛知県民デー」として、愛知県民は優先して購入予約できるよう設定。過去に「愛知県民デー」が複数日設定された事もあるのでチケット情報はチケット情報のページや「Boo(ブー)- Woo(ウー)チケット ジブリパーク 県民デー」をチェックしてくださいね。
チケットの価格(3歳以下は入場無料)や入場時間は以下のとおり。4歳から小学生までの料金が大人の半額というのも嬉しいですね。※ジブリパークが指定する障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名までは券種が異なります。詳しくはチケット情報のページを御覧ください。
ジブリパーク大さんぽ券
5つ全てのエリアをまわることができるチケット。
※青春の丘の「地球屋」、どんどこ森の「サツキとメイの家」、魔女の谷の「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の建物の中に入ることはできません。
平日/大人 3,500円、4歳〜小学生 1,750円
土・日・休日/大人 4,000円、4歳〜小学生 2,000円
=入場時間枠(「ジブリの大倉庫」のみ指定)=
9:00(土日休日)/10:00/11:00/12:00/13:00/14:00/15:00
ジブリパーク大さんぽ券プレミアム
5つ全てのエリアと青春の丘の「地球屋」、どんどこ森の「サツキとメイの家」、魔女の谷の「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」全ての建物の中に入ることができるチケット。
平日/大人 7,300円、4歳〜小学生 3,650円
土・日・休日/大人 7,800円、4歳〜小学生 3,900円
=入場時間枠(「ジブリの大倉庫」のみ指定)=
9:00(土日休日)/10:00/11:00/12:00/13:00/14:00/15:00
ジブリパークさんぽ券(※「ジブリパークさんぽ券」は3月9日以降の販売。)
「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の屋外4つのエリアをまわることができるチケット。
※青春の丘の「地球屋」、どんどこ森の「サツキとメイの家」、魔女の谷の「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の建物の中に入ることはできません。
平日/大人 1,500円、4歳〜小学生 750円
土・日・休日/大人 2,000円、4歳〜小学生 1,000円
=入場時間枠(「魔女の谷」のみ指定)=
午前(開園時刻~13:00)/午後(13:00~16:00)
※チケット購入に関する注意事項等は公式ウェブサイトのチケットページ( https://ghibli-park.jp/ticket/ ) をご覧ください。
「魔女の谷」オープン1ヶ月前から初の全エリア長期休園
新エリア「魔女の谷」の3月16日(土)オープンに向けて準備が進む中、ジブリパークは2月分のチケットは2月12日(月)までの販売、そして既に販売開始となっている3月分のチケットは新エリアオープン日の3月16日(土)からの販売となっております。既に販売済みの開園前内覧会日3月6日(水)、3月10日(日)を除くこの約1ヶ月間、ジブリパークは“ジブリパーク全体の大規模メンテナンス”と銘打って初の全エリア長期休園となります。既にジブリパークに訪れた事がある方も大規模メンテナンス後の各エリアとの違いを見つけにたっぷり回れそうですね。
名古屋情報通でも新たな情報を入手し次第、発信していきますのでお楽しみに!
・2022年11月1日(火)開園『ジブリパーク』に潜入!気になるアクセスや滞在時間や移動時間など利用情報を紹介!
・ジブリパークのご飯・スイーツまとめ店舗別にご紹介!
・『ジブリの大倉庫ショップ 冒険飛行団』で買えるグッズ・お土産15選
MAP
場所 | 長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 |
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オープン | 2022年11月1日(火) |
営業時間 | 平日/10時〜17時 ※学校の長期休暇期間の平日は9時〜17時 土・日・休日/9時〜17時 |
休園日 | 毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合は翌平日 ※学校の長期休暇期間は営業 年末年始及びメンテナンスなどの指定日 ※詳しくは営業カレンダーにて掲載 ※2024年2月13日(火)〜3月15日(金)までジブリパーク全体の大規模メンテナンスのため休園 |
料金 | チケット情報は記事中にてご確認ください |
公式サイト | ジブリパーク 公式サイト |