天然氷×新鮮フルーツシロップで瞬く間に口コミで話題に『しあわせ・かき氷店』

グルメ

2019/9/19 2号店夏季営業終了の更新をいたしました。

名古屋市のすぐ西隣、あま市・甚目寺で話題となっているかき氷店『しあわせ・かき氷店』

使用している氷は透明度が高く不純物も全く含まない、削るとふわっふわ、食べても頭にキーンと来ないプレミアム氷とも呼ばれている天然氷。全国でも7件しかないと言われている天然氷の蔵元の新星、南アルプス・八ヶ岳 蔵元八義(やつよし)の氷を使用したお店です。

またこの天然氷の使用だけにとどまらず果物の果肉感たっぷりのシロップで6月に密かにオープンしたのにも関わらず地元を起点に人が人を呼び今や待ち時間も出るほど。
そんな魅力たっぷりのお店をご紹介いたします。

今話題の天然氷って何が違うの?

天然氷というのは、天然の水を使用するのはもちろん大自然の力を借りて徐々に凍らせ作り上げた氷をいいます。
自然が相手なだけに氷の管理は非常に難しく、雪が積もってもダメ、落ち葉などの異物が入ってもダメ、雨が降ってもダメと徹底的な清掃と天候との戦い。

天然氷の製法だけでなく管理についても非常に繊細。冷蔵庫で保管せず『氷室(ひむろ)』という電気も無い時代から使われていた貯蔵庫で出荷まで管理されます。

天然氷が頭キーンとならないのはなぜ?

よく天然氷のあるあるで言われる“頭がキーンとならない”のは、徐々に凍らせているため空気や不純物を全く含まず冷蔵庫で作った氷よりも溶けにくい、いわゆる0度に近い状態で提供出来る事が理由です。
急速に冷やす冷蔵庫では空気や不純物も残りやすく作った氷は溶けやすい。より一層冷やすため冷たすぎる結果となり頭にキーンとなります。

南アルプス・八ヶ岳 蔵元八義の氷の特徴

氷を作る上で欠かせないのが
日本一の名水の里とも呼ばれている八ヶ岳南麓の山梨県北杜市、名水百選「八ヶ岳南麓高原湧水群」の湧水を使用した氷は天然氷の蔵元が集まる栃木県・日光と同様おいしい天然氷を作る条件は揃っている産地となります。

天然氷だけがウリじゃない!シロップにも大注目!

「しあわせ・かき氷店のメニューのルーツは蔵元八義が直営するかき氷店なんです」と教えてくれたのは店長の木下さん。

『道の駅はくしゅう』(山梨県北杜市白州町)に毎年夏、期間限定でオープンしていたお店へ趣味の登山の帰りに立ち寄ったのが事の始まり。
仮設店舗へ出来た行列。その時は時間の都合で食べる事が出来なかったそうなのですが、帰宅後調べたところ天然氷の魅力に加えフルーツを贅沢に使ったかき氷に心を鷲掴みにされ、偶然目にした「アルバイト募集!年齢問わず!」の文言に思わず応募。
そこから始まる1ヶ月のアルバイトという名のかき氷修行、そこでかき氷を食べる人達の笑顔と喜びの歓声、それを見た作る人達の笑顔を目の当たりにしてしまった。

この経験がもとで、地元あま市でも「作り手もお客様もしあわせを感じるかき氷を提供したい!」という思いになり一念発起。
冬には実際に蔵元八義まで訪れ氷作りの奥深さも学び、出来たのがこのお店。

シロップの仕込みはその日に販売する分だけ

蔵元八義の大切にしている思いをそのまま形にしているからこそ、出来る限り地元の安心安全な自然農法で作られた果物を仕入れ、仕込みにも手間を惜しまずその日に販売する分だけしかシロップは作らないこだわり。
果物によっては事前に作り置きすることすら出来ないものもあるため、注文を受けてからシロップを作るものもあります。

果物の質や仕入れ状況によってメニューと価格は毎日変動し、良い品質の果物がお値打ちに手に入ればもちろんいつもよりお得に味わう事が出来るのがこのお店のシステムの良心的なところ。もちろん良い果物が手に入らなければ今日のメニューに入れないだけ。「だってみんなに笑顔になってもらいたいから」と木下さんは話してくれました。

取材時にメニューのラインアップにあったかき氷をご用意いただき撮影させていただきました。

果肉もしっかり味わえるメロン

 

果物をそのまま使っているから当然濃厚なマンゴー

 

夏になったらやっぱり食べたい人気の桃

 

マスカルポーネ練乳がかかった愛知県愛西市のブルーベリー

他にもオレンジ、キウイ、パインアップル、巨峰など旬の果物が日替わりでメニューに並びます。

さらに、木下さんのかき氷を食べにプールから何も飲み食いせず我慢してきた子供に果物が売り切れでかき氷が提供出来なかった辛い経験から、メニュー開発にも火を付けトマト、抹茶、せんじ和三盆、ティラミスなど果物を使わないメニューも次々と登場しています。

時価のかき氷ですが、メニューの価格帯は650〜1,000円くらいになります。

名古屋のすぐ西隣!あま市って意外と近いんです!

あま市は名古屋駅のすぐ西にあり、東西に長いため遠いイメージを持たれてしまうかもしれませんが、「しあわせ・かき氷店」は最も名古屋に近い東端の甚目寺地区にありますので、名古屋西部にお住まいの方ならとても近いですよ!

ちなみに最寄りの駅は名鉄津島線「甚目寺」駅から徒歩4分
車でお越しの方は店舗前に駐車場が10台以上停められるようになっていますが、ピーク時は通路も埋まるほどいっぱいなので、その際は甚目寺駅北口東にあるコインパーキングに停めて歩いていくといいですよ。くれぐれも路上駐車や他の店舗の駐車場に停めたりしないようにしてください。

[追記] 2019年の営業予定は?

営業時間は午前11時から午後5時まで2019年は9月1日(日)まで毎日営業し、以降は月曜日・火曜日が定休日となりシーズンに合わせメニューも変えながら通年営業します。
但し天候によってはお休みになる時もありますのでその日の営業はFacebookページをチェックして下さいね。

円頓寺の2号店夏季限定のため営業終了[2019.9.19更新]

2号店となる円頓寺店の再開が9月11日(水)スタートしましたが夏季限定の出店だったため9月18日(水)をもって営業終了。あま市の店舗は年中営業です。営業時間等は変更が出るかもしれませんのでこちらもFacebookページをチェックして下さいね。

MAP

場所 愛知県あま市甚目寺桜田14
営業時間 11:00〜17:00
2019年は9月1日(日)まで毎日営業、以降は月曜日・火曜日が定休日。
天候によってお休みになる事もあります当日の開店情報はFacebookページにてお知らせ
Facebookページ しあわせ・かき氷店