名古屋駅から少し歩くと国際センタービルがあります。
その裏通りを少し歩くと・・・まるでタイムスリップしたかのようなレトロ街並みが現れます。
そこは四間道(しけみち)。
四間道は、昔ながらの町屋をそのレトロな雰囲気を残したままきれいにしたお店がたくさん立ち並んでいます。
中には現代風のおしゃれなお店もあり、歩いているだけでも楽しい通りなのです。
今回はそんな四間道で、知る人ぞ知る?おいしいコーヒーが飲めるお店をご紹介します。
四間道ってどんなところ?
名古屋駅からも徒歩圏内の四間道は、江戸時代初期に名古屋城築城に伴って造られた商人の町です。
四間道と言う名前の由来は、1700年(元禄13年)の大火の後に防火目的と商人の商業活動のために道幅を四間(7m)にしたところからその地名がついたと言われています。
現在の四間道は、普通の民家や会社などもありますが、全体的にレトロな雰囲気の街並みで、町屋や土蔵を利用したゆったりと過ごせるお店が多く立ち並んでいます。
茶房 楽市楽座 土日カフェ
四間道のメインストリート?から脇に入ったところにカフェがありました。
茶房 楽市楽座 土日カフェ
なんとも雰囲気のあるお店なので気になって入ってみました。
店内はこじんまりとしており、なんだか落ち着く雰囲気。
定年を迎えた年代のマスターと同じ年代くらいのスタッフさんでやっているお店だそうです。
マスターは歴史研究をされている方のようで、壁際にはたくさんの歴史書や古文の本が並んでいました。
そんな、茶房 楽市楽座 土日カフェはその店名通り、土日のみ営業しているカフェです。
営業時間 9:00~17:00 ~11:00まではモーニングあり
メニューはコーヒーと紅茶、焼ドーナツのみというシンプルスタイル。
コーヒーと焼ドーナツセット 450円
アイスコーヒーと焼ドーナツ(シナモン)をいただきました。
バナナはおまけだそうです。
酸味は少なく、程よくコクのあるコーヒーは神戸の方のコーヒー店の豆を使っているそうです。
こちらのお店は、外で産地直送の野菜などの販売もしていて、4個入りで100円のいちじくがあったのでその場でいただいてみました。
みずみずしくてさっぱりした甘みがあっておいしかったです。
訪れた日はマスターはいらっしゃらなく、スタッフさん(癒し系のお父さんです)とお話しさせていただき、のんびりとした雰囲気の店内も相まって、なんだか久しぶりに実家に帰ってきてお父さんとお話ししているような・・・そんな気分になれました。
ちなみに他の日に通った時には、かわいらしいおばあちゃん(マスターのお母様らしいです)が店番をされていました。
NO Detail is SMALL
こちらのNO Detail is SMALLは、メインストリートから脇に入った所にある現代風のおしゃれな雰囲気のお店です。
こちらはカフェでもあるのですが、オリジナルノートの販売をしているお店です。
お店オリジナルのノートやメモ帳、付箋や単語帳が数多くあります。
価格は、伺ったもので1200円くらいのものからもっと高価なものまで様々です。
やや高価?ですが、オリジナリティの高さや紙の質感によって書き心地が全然違うと言うことと、書き終わったら中の紙だけ新しいものに入れ替えをしてくれるそうなので、上質にこだわりたい方やプレゼントには人気があるのだとか。
そして、カスタマイズのノートのオーダーもできます。
4種類の用紙の中からお好みの質感のものをチョイスし、表紙も好きなものを選ぶとその場でノートを作ってもらえるのです。
この店の奥ではコーヒーをいただくことができます。
メニューはHOTコーヒー、アイスコーヒーとコーヒートニックのみ!
アイスコーヒー 648円
元々はカスタマイズのノートを作っている間「コーヒーでもいかがですか?」と言うところから4席ほどのカフェスペースがあるようですが、今ではそのこだわりのコーヒーも人気になりコーヒー目的のお客様も多いそうです。
使用するコーヒー豆はその日によって異なり、アイスコーヒーは水出しのコーヒーだそうです。
薫りが良く、コクがあるおいしいコーヒーで落ち着いてしまいました。
テーブルにはノートが何冊かおいてあり、試し書きなど自由にどうぞとのこと。
「紙によって書き心地が全然違うんです」というお話し通り、普段使っているノートとは比べ物にならないくらい書きやすいノートでした。
営業時間 11:00~18:00 火・日休み
MAP
住所 | 名古屋市西区那古野1丁目 付近 |
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営業時間 定休日 |
茶房 楽市楽座 土日カフェ
土日のみ営業 9:00~17:00 NO Detail is SMALL 11:00~18:00 火・日休み |
予算 | ~700円 |
web | NO Detail is SMALL |