当記事は移転前の店舗の情報を基にしていますので、参考程度にご覧ください。
名東区・一社に今年春にオープンしたパン屋さん『Tot le Matin Boulangerie(トレマタン ブーランジェリー)』。
名古屋のパンの人気店で修行されていた方が独立開業したお店ということで非常に前評判も高く、周辺はパン屋さんの激戦区であるにもかかわらずひっきりなしにお客さんが訪れる人気店になっているんです。
朝8時から営業しているということで、早起きしてしまったお休みの日の朝に行ってみました!
一社に誕生!素敵空間に香り高い焼き立てパンが並ぶお店
「トレマタン」がオープンしたのは、地下鉄東山線「一社」駅の南東。
「西一社中央公園」のすぐ前の場所です。
磨りガラスと独特のデザインの格子が組み合わさったおしゃれな外観。
格子の部分はちょっと麦の穂のような形にも見えますね。
店内はコンクリート打ちっぱなしの小さな空間。そのど真ん中に置かれた大きな木製の台の上にパンがずらりと並べられています。
3名の女性の方が対応されていますが、そのスタイルも素敵!
欲しいパンを注文してお店の方にパンを取ってもらう形式です。
後ろの工房が完全にオープンになっていて、そこから次々と台の上に並べられていく焼き立てのパンたち。
香りも非常にそそります。
店主の方は、天白区の人気のパン屋さん『ぱぴ・ぱん』で修行され、その後独立してこのお店をオープンした方ということで、非常に期待も高まります。
パンのラインナップは非常にバラエティ豊かですが、とりわけハード系、および惣菜パンが多いような気がします。
キッシュや焼き菓子もあります。
食パン(パン・ド・ミ)や、この時は並んでいませんでしたがバゲットも販売されているようです。
今回は朝のラインナップから気になったパンをいくつか購入して味わってみました!!
バラエティ豊かなパン&焼き菓子たちを実食!
『スネーク』
クロワッサンの生地を使用したとぐろ状に巻かれたデニッシュ。
甘さは控えめで、織り重なった薄い層と層の間からバターの香りが豊かに香ります。
『シナモンロール』
こちらもとぐろ状に巻かれたシナモンロール。
シナモン部分はわりとこってりとしていて、甘い中に洋酒のような芳醇な香りがたちこめて、わりと大人向けの味です。
『くるみとクリームチーズ』
全粒粉のもちもちの生地のパンの中に、まろやかなクリームチーズとコロコロとしたくるみがたっぷりとフィリングされています。
生地から中身までかなり食感で楽しませてくれるパンです。
『乾塩ベーコンとローストオニオンのエピ』
超ハードなバゲット生地からのふんわりした小麦の旨味、そして中にこめられたベーコンと玉ねぎのジューシーな旨味があいまって、お酒にも合いそうな大人のエピに仕上がっています。
『具だくさんキッシュ』
具材は時期によって変わるようですが、今回いただいたものはナスとシメジがメイン。
外側はかなりカリッカリに焼かれていて、中身のトロトロ感とのギャップがすごいです!
『全粒粉スコーン(プレーン)』
今回いただいた中では一番衝撃的かもしれない一品!
全粒粉を使用したスコーンということで、甘くなくやや塩気を感じます。
とにかくカリッカリの食感で、中の密度もすごいです。
ジャムやバターにディップしたりする必要を感じさせない、そのままで食べたい珠玉のスコーンといえそうです。
まとめ
「Tot le Matin」とはフランス語で「早朝」という意味だそうで、まさしく朝にぴったりの元気をもらえるような街のパン屋さんです。
ハード系やおかず系のパンのラインナップが多く、どのパンもシンプルな小麦の味わいや旨味にほっこりしてしまうような、そんな魅力があるように感じます。
また個人的には「スコーン」にすごく惹かれましたが、他にもパウンドケーキやメレンゲ、さらにはタルトといった焼き菓子も販売しているということでそちらも非常に気になりますね…。
時間帯によって並ぶパンの顔ぶれもちょっとずつ変わるそうなので、次回は昼ごろに訪問してみたいです!
車でお越しの方は店舗前に2台のみ駐車スペースがありますが、2台しかないのとやや狭いので、近隣のコインパーキングに駐めるのが無難かもしれません。
※メニューや価格等の情報は2018年8月時点のものであり、変更となる場合がありますのでご了承ください!
MAP
場所 | 名古屋市名東区一社2-136 |
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オープン日 | 2018年4月10日(火) |
営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日 ※その他不定休あり。詳細は公式Instagramをご確認ください |
公式サイト | @tot.le.matin.boulangerie(Instagram) |