土用の丑の日に休業する鰻屋。瑞穂区『うな豊』の絶品うな丼・ひつまぶし。

グルメ

「土用の丑の日」といえば鰻!

全国の鰻屋さんに多くの方が訪れる日ですが、瑞穂区の名店『うな豊』は毎年とある理由で休業しているんです。

大将の鰻への想い。それによって生まれる絶品料理の数々をお伝えします。

なぜ休業?大将の鰻に込める想いとは…

『うな豊』があるのは地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」3番出口から徒歩5分程。

専用駐車場は西側50m程の場所に8台分設けられています。

昭和35年から3代に渡って愛され続ける老舗。

県外からのファンも多く、「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019特別版」ではミシュランプレート部門に認定されるなど…名実ともに名古屋を代表する鰻・ひつまぶしの名店といえます。

そんな『うな豊』が土用の丑の日に休業する理由は大将・服部公司さんの鰻への愛情。南区の動物霊園『長楽寺』に自ら足を運び、鰻への感謝を込めた供養をしているんです。

<うな豊 Twitterより>

※二の丑となる2020年8月2日(日)は営業。

この他にも自身のSNSにて、スーパーやコンビニで鰻が破棄されてしまうことを問題提起するなど…貴重な鰻の美味しさを伝えると同時に守っていく活動もされているんですね。

リーズナブルな価格も魅力

鰻への凄まじい愛情を感じる『うな豊』のメニューがこちら。

高級品である「うな丼」「ひつまぶし」にしてはリーズナブルな価格。

鰻は産地で選ぶのではなく、良いものを目利きで厳選して仕入れているそうです。

鰻の量が明確に記されたメニューが個性的。

持ち帰り、瑞穂区内の出前も受け付けています。

ミシュランも認めた名店!瑞穂区『うな豊』で絶品うな丼とまぶし丼をテイクアウトしました。【#なご通テイクアウト】

特上丼を実食!

最初に頂くのは「特上丼(¥2,595)」

肉厚の鰻が5切れ。
肝吸いも付いた王道の「うな丼」を味わいたい方にオススメです。

注文後に生の状態から備長炭でじっくり丁寧に焼き上げているそう。

美しい焼き色、良い香り、驚くほどふっくらとした柔らかい食感が秀逸。

使用するお米は新潟産のコシヒカリ。
「炊き立てのご飯を提供したい」という想いから、保温機能を使わずに少量をこまめに炊き続けているんですよ。

まぶし丼を実食!

続いて頂くのは「まぶし丼(¥3,665)」

鰻を丸ごと一尾使用した、丼からはみ出る程の豪快なビジュアル。薬味・出汁・肝吸いが付いてきます。

先代から守り続けているタレは、濃厚すぎず鰻の美味しさが更に引き立つ仕上がり。

薬味や出汁が合わさることで変化する味わい・香りもたまりません。

紅白重もオススメ

最後に頂くのは「紅白重(¥3,560)」。薬味・肝吸いが付いてきます。

「まぶし丼」同様、鰻を一尾使用しているのですが…

紅白という名の通り、蒲焼きと白焼きを半身ずつ味わえるんです。

塩・白醤油を合わせて頂く白焼きは、鰻本来の旨味が口いっぱい広がって絶品。シンプルだからこそ、絶妙な焼き加減をより一層感じられますね。

<うな豊 Twitterより>

瑞穂区の名店『うな豊』大将・服部公司さんが鰻に込める想い。

熟練した技術と心からの愛情によって作り出される「うな丼」「ひつまぶし」は、時期や風習を問わずに味わってほしい逸品です!

MAP

場所 名古屋市瑞穂区豊岡通3-40

TEL:052-851-2632

駐車場:あり

※席予約は10月から5月の平日のみ

期間 ◆ランチタイム 

11:00~14:00

◆ディナータイム

17:00~20:00

※日曜・祝日は16:30から

※売切れ次第終了

定休日:月曜(祝日の場合は火曜日休み)

料金 ¥1,320~¥4,785

※記事中は税込表記

公式サイト うな豊

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