ライブイベントや演奏会、ホテルの利用の後に夜ご飯を食べられるところを探すと初見ではちょっと入りにくかったり、大人数が収容出来なかったりと悩みやすいのが新栄エリア。そんな新栄エリアでこれらの悩みをワッショイ!と元気に吹き飛ばしてくれるのが今回紹介する『道南農林水産部 新栄店』
以前、当編集部であふれるくらいにいくらを豪快に目の前で盛り付けてくれる『いくらこぼれ飯』が話題のお店として錦二丁目にある錦店を紹介させていただきました。今回は「いくらこぼれ飯だけじゃないぞ!」と言わんばかりに飲み会の締めにオススメの新メニューが新栄店でスタートしたとの情報をキャッチし早速行ってまいりました!
お店の場所は新栄駅より徒歩2分!広小路葵の交差点すぐ西!
気になるお店の場所は地下鉄東山線 新栄駅 1番出口より徒歩2分という近さ。1番出口は錦通上にありますのでまずは南下して広小路通葵の交差点へ。あとはこの交差点から西側を見るとひときわまばゆい光とワッショイ!の掛け声が聞こえてくるビルの2階が『道南農林水産部 新栄店』。栄東(女子大エリア東端)にあるホテル群からも徒歩2〜10分でお店に歩いていける距離ですので錦界隈まで歩いてご飯を食べに行くよりも断然楽!
1階の入口を入って階段を登り店内に入ると中央に北海道の幸、水産物やお野菜がたっぷりスタンバイ。
さらに店内は集魚灯で灯され、大漁旗も壁に掲げられているためまるで漁船に乗り込んだかのような気分を味わうことが出来ます。
今回のお目当ては新メニュー!
それでは席に着席し、いただくことにしましょう!今回は飲み会の締めにオススメの新メニューがお目当てですが、いきなり締めを食べるわけにはいきません!
せっかく来たからには『北海道』を堪能させていただきましょう!
食事の前にまずはドリンクのオーダーから。1時間45分の飲み放題メニューもありますが、やはりこのお店に来たら北海道産の焼酎やワインが数多くありますので是非味わって下さい!
焼酎は男爵芋やメークインといった北海道を代表するじゃが芋を使った焼酎はもちろん、とうきび(とうもろこし)、昆布、牛乳、珈琲といった珍しい焼酎もあります。また北海道のイメージで蕎麦を挙げる人は少ないかもしれませんが実は産地としては有名。そんな蕎麦の焼酎もあったりします。
ワインも十勝や富良野といった産地のワインの他に、北海道でメジャーなハスカップのワインやイチゴのワインなどがボトルで用意されているのでみんなでわいわいと飲み比べなんてのも楽しめます。
他にも乾杯を豪快に彩るなら是非注文してほしいのが通称“小顔ジョッキ”とも呼ばれる『海賊ハイボール』。
手作り木樽ジョッキで通常サイズの380mlを遥かに超える1リットルサイズ!さらにもっと豪快に!という方は2リットルサイズの『グランドラインハイボール』というメニューもあります。今回は食べる方がメインで豪快に飲むことが出来なかったのでお店の方にお願いしてジョッキだけ見せてもらいましたが…これはデカイ!グランドラインに挑戦する強者求む!
締めの新メニューの紹介の前に他の新メニューからご紹介
それではフードの紹介へ続きます。
今回の新メニューは締めのメニューだけではありません。他にも北海道の食が堪能出来るメニューが盛りだくさんでしたので当編集部が思わず唸ったお気に入りメニュー5品をご紹介いたします!
まずは『ラム肉のしゃぶしゃぶ』
ラム肉を鍋で沸騰させたダシにさっとくぐらせ、特製のたれにつけて食べます。
このたれが見た目ポン酢のような色なのですが、酸味ではなく甘さがあるしゃぶしゃぶの新テイスト。でもこの味は北海道では馴染みの味でジンギスカンや豚丼のタレとして有名な「ソラチ」が出店する十勝豚丼の人気店『いっぴん』と協力して開発し辿り着いた味なのだとか。
次は『しほろ牛イチボ赤肉ステーキの溶岩陽炎焼き』
このステーキに使われているのが数ある北海道のブランド牛の1つ、士幌町のしほろ牛。脂肪分が少なく赤身のジューシーさと旨さを兼ね備えた特徴を持っています。このしほろ牛の脂身が特に少ないイチボ肉を使用し熱々の溶岩岩の上に乗せてテーブルに運ばれてくるのですが、テーブルの上で最後の調理『陽炎焼き』をスタッフさんが実演してくれます。これは是非音も味わって欲しいので写真ではなくムービーチャンスですよ!
どんどんいきます!3つ目は『アブラタラバ蒸し焼き』
使っているカニはアブラガニという品種。聞き慣れない名前ですが、オホーツク海で獲れるカニでタラバガニに似た味にも関わらずタラバガニよりもお値打ちに流通される事から‘地元の隠れた逸品”となっているそうです。
蒸した後にほんのり焼き目がついて出てきますのでジューシーさと香りがたまらない。太い身を是非とも一口でパクっと食べていただき唸っていただきたいメニューです。
4つ目に紹介するのが『函館チャウダー』
鋳物の鍋に入ったホタテや特大アサリ、ベーコン、じゃが芋、コーンなど北海道の味覚をギュッと詰め込んだこのメニュー。もう食べる前から「美味しいに決まってる!」と感想を言ってしまいたくなる一品です。一緒にパンがついていたらつけて食べたくなっちゃいます。(パンはついていませんので要注意)
そして最後5つ目は『北海だし香る たこしんじょう』
テーブルに運び込まれてきたのはサイフォン。そうです。コーヒーをこだわって飲むときに使う…。しかし入っているのはコーヒーではなく北海道昆布、さば節、しいたけ、煮干、乾燥野菜。これらをサイフォン式でだしを取り、たこしんじょう(たこしんじょう=たこや魚の白身などをすりつぶした料理)にかけていただくという食べ方にもこだわり抜いた一品。是非このサイフォン式で抽出しただしは全てたこしんじょうにかけるのではなく、3分の1くらいは残してダシだけを飲んで味わって下さい。最高に低い内臓からの唸り声が漏れてしまいます。
締めの新メニュー1種目は『ミニ海鮮丼』
それではおまたせしました!
締めの新メニューをご紹介いたします。オススメの締めのメニューは2種類。
まずは最後まで新鮮な海の幸を味わいたい方には『北海道ミニ海鮮丼』がオススメ。
うに、いくら、ホタテ、かに、サーモンの中から2種類を選びミニ丼にご飯がほとんど見えなくなるまで具材が盛り付けてあります。キラキラと輝く光景はまさに宝石箱!ミニサイズですからいくつか頼んでみんなで分けて食べる事も出来ます。近くに寄った写真も映えますよ!最後まで贅を尽くした北海道の海の幸を堪能出来る締めの逸品です。
締めの新メニュー2種目は『北海三大ラーメン』
そしてもう一つは飲んだ後にはつい食べたくなってしまうラーメン。それも3種類あり『北海道三大ラーメン』で登場です。味は『函館塩ラーメン』『札幌味噌ラーメン』『旭川醤油ラーメン』があり、お店の方の情報によるとこれらメニューで使用している麺は創業90年を迎える北海道の老舗製麺会社『さがみ屋』と共同開発された特別な麺を使用しているそうです。さがみ屋の麺を使用している有名ラーメン店は数多くありますのでこれは居酒屋のラーメンと侮ってはいけないですね。
それでは順に写真で紹介していきます。
ホタテのだしが効いたさっぱり塩の『函館塩ラーメン』
海の幸がまだ名残惜しいけどラーメンも食べたいという方には絶対オススメの一杯。ホタテの貝柱も入って小さなしあわせを最後まで楽しめます。
あっさりと感じるブランド味噌使用の『札幌味噌ラーメン』
具材を炒めたところにスープやタレを入れてしっかりと混ぜる”あおり”の技法を使って作っているそうです。この技法があっさり、まろやかに感じる味噌ラーメンを生み出しています。また味噌は札幌の酒造メーカー 日本清酒のブランド味噌『寿みそ』を使ったこだわり。
炙りチャーシューが効いた直球の『旭川醤油ラーメン』
豚骨と魚介のダブルスープで作り上げたラーメンは北海道で焼肉王国のブランドを掲げる米谷産業のラードを使用。海苔、味たまご、メンマ、ネギといった定番のスタメンに炙りチャーシューが加わり締めのラーメンにピッタリの味わい。
3種類のラーメンを全て食べ比べましたが、共通して言えるのは具だくさんやスープが濃い目で主張したプレミアムラーメンになっていないところ。飲んだ後の一杯のラーメンであるからこそプレミアムラーメンは胃に重すぎるという方にはピッタリなラーメンです。また居酒屋で食べるからこそみんなでシェアして食べられるので一杯を一人で食べるのはツライなという方にもピッタリ!
これらの新メニューは実は期間限定!
今回ご紹介した新メニューは実は期間限定!
今回お伺いした新栄店は2月20日より、以前紹介した錦店は3月1日(錦店で新メニューが開始していないとご指摘をいただきました。申し訳ございません。お店に確認をしたところ提供が予定より遅れてしまい3月6日からの提供になるとの事でした。重ねてお詫び申し上げます。)より2ヶ月間の期間限定。人気メニューになったらグランドメニューに加わるかも?というお店の方の声もありますので是非お店に行って(人気店ですのでご予約はお忘れなく!)気に入ったメニューはお店の方にグランドメニュー入りをお願いしちゃいましょう!
MAP
住所 | 毎日!北海道物産展 ネオ炉端 道南農林水産部 新栄店
名古屋市中区東桜2丁目18−24 |
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電話番号 | 050-3477-5893 |
営業時間 | 17:00〜24:00 |
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