名古屋市千種区・覚王山にある和菓子店『梅花堂(ばいかどう)』をご紹介します!
こちらのお店の名物は、愛知/名古屋の名物の中でもややマイナーな存在である郷土菓子「鬼まんじゅう」。
鬼まんじゅうといえばココ!と名前が挙がりやすい存在でありながら、名古屋駅などの都心部では買えないレアな名店なのです。
今回はすぐに売り切れてしまうという名物・鬼まんじゅうのほか、代表的な和菓子をいただいてみました〜。
1日1,000個以上が予約で完売!圧倒的人気の鬼まんじゅうの名店
やってきたのは、覚王山の「日泰寺」参道入口から広小路通沿いに少し東に行ったところ。
かなり年季の入った看板が目印!
お店の少し東側に2台分の駐車場もあります。
店内に入るとすぐにあるショーケースにはさまざまな和菓子が並んでいます。
代表的なお菓子は、
● 大福餅・・・150円
● おはぎ・・・150円
● わらび餅・・・150円
● 羽二重餅・・・150円
● 赤飯・・・170円
● 切り餅・・・130円
などなど。
しかしこのうち「鬼まんじゅう」だけはいつもショーケースには並んでいません・・・
実はこのお店の鬼まんじゅう、圧倒的な人気商品で1日に1,000個以上も売れるそう!
なのでほぼほぼ予約のみで売り切れてしまい、飛び込みで買えることはかなり稀です。
なので鬼まんじゅうを購入する際は必ず電話予約するのがおすすめです。
(※電話番号に関しては食べログのページを見てくださいね。)
名物「鬼まんじゅう」を実食!
「鬼まんじゅう」(1個 150円)は、こんな感じの包みに入ってきます。
梅の花のデザインがカワイイですよね。
「鬼まんじゅう」という名前は、見た目がゴツゴツとしてまるで鬼の角もしくは鬼の金棒のようであるという由来があるそうですが、とにかくお芋の粒が大きくてゴロゴロとしているのが特徴的。
材料はさつま芋と小麦粉と砂糖がメインで、全体を覆っているツヤツヤとした独特の生地が味わいと食感を引き立てる役割を果たしているのです。
手に持ってみるとこれぐらいのサイズ感。
大人の手のひらにちょうど収まるぐらいの大きさですかね?
食べてみるとさつまいもがゴロンとして、かつ芋の香ばしさ、甘さを維持しています。
生地もぷにぷにとして自然な甘さ。「これぞ鬼まんじゅう」!って感じの味です。
素朴で昔ながらの味わいといった感じで、何個でも食べられちゃいそうですね。
お店の代表的な和菓子4種を実食
鬼まんじゅう以外にもお店にはたくさんの和菓子があるので、その中から4種選んで食べてみました。
●『大福餅』(150円)
こちらの大福は皮が非常に分厚くてもっちもち!かなりの弾力があります。
あんこは少なめですが、ここまで皮の食べごたえが感じられる大福は珍しいかもしれません。
全体的にやさしい甘さです。
●『おはぎ』(150円)
1個がかなりずっしりとして大きめです。
粒感の良いあんこは非常にしっとりとして、その中に入ったもち米と一体感があります。
●『栗粉』(150円)
こちらは秋の栗の季節のお菓子。見た目はほぼ「栗きんとん」ですね。
溶けるようなやわらかさで、細かい栗の粒がたくさん入っているのが特徴的。
●『羽二重餅』(150円)
よもぎの色合いをしたとても柔らかい食感が楽しめる羽二重餅。
中のこしあんと一体化があり、やさしい砂糖の甘さと共に口の中でいつの間にか溶けていってしまいます。
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鬼まんじゅうはもちろん、それ以外のお菓子にも非常にこだわりが感じられました。
賞味期限は当日中ではあるものの、大切な方への手土産に最適!もちろん自分へのご褒美にもいいですね。
お店は不定休のため、行く前に営業しているかどうかも一度電話で確認しておくのがおすすめですよ。
※メニューや価格、店舗情報等は変更となる場合があります。
MAP
場所 | 名古屋市千種区末盛通1-6-2 |
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営業時間 | 8:00~17:00 ※鬼まんじゅうの販売は9:15~ |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | 予約電話番号等は食べログを参照してください。 |